8月2日。13時からは、釧路川源流でカヌーをした。

 

お願いしたのは、屈斜路湖畔にあるリバー&フィールド。

 

数年前にNHKの番組『歩いてしか行けない温泉』で屈斜路湖が紹介されていて、その時にゲストをカヌーでその温泉に連れて行っていたのが、リバー&フィールドのガイドさんだったと記憶していた。

 

なので、屈斜路湖に行ったら、リバー&フィールドにお願いしようと思っていた。

 

 

リバー&フィールドの店舗に入った時から、穏やかでやさしそうなスタッフ(後からじんさんと判明)が、慌てて支度しようとする私に「時間はありますから、ゆっくり準備していいですよ」と声をかけてくれたのが、とても印象的だった。

 

準備をしてから、屈斜路湖畔まで歩いた。

 

じんさんにライフジャケットをつけてもらうL。

 

出発前の4人揃った写真も、撮ってくださった。

 

 

さあ、出発。

姪親子とまめさん、私たち夫婦とじんさん、2組の2艘で出発。

 

気持ちいい風が吹く屈斜路湖上。

 

Lも、先頭で頑張って漕いでる。

 

私たちは、じんさんが漕いでくれるので、乗っているだけ。

これはいい!

 

 

火山活動によってできた屈斜路カルデラは、日本一大きなカルデラ。

屈斜路湖は、屈斜路カルデラの西側の約半分を占め、カルデラ湖としては日本最大だそうだ。

 

屈斜路の語源は、アイヌ語で湖や沼の出口を意味する「クッチャロ(喉元)」に由来するとのこと。

 

屈斜路湖からでて、いよいよ釧路川へと向かう。

つまり、屈斜路湖が、釧路川の源流となるわけだ。

 

釧路川に入って行く。

 

気持ちのいい流れが続き、山から冷たい水が流れて込む場所でいったんカヌーを止める。

その山からの冷水のせいで、川の水温は一気に下がり、魚影も濃くなっていた。

 

 

魚をつんつんするL。

 

ウグイの群れと、サクラマス(どれがサクラマスか、私には判別できず)。

 

漕ぐのが急に上達したL。

 

ティーブレイク。

 

頼りになるアウトドアマン。本当にかっこいい、じんさんとまめさん。

 

麦茶と、ご当地産の蕎麦ぼうろ。

 

じんさんが、Lにザリガニを取ってくださった。

初めはおっかなびっくりで触るLだったが、つかみ方を教えてもらい、上手につかめるように。

 

自然での遊び方を教えてもらい、活き活きとじんさんと遊ぶLに、おばあは「連れてきてホントによかった!」と心から思うのであった。

 

じんさんと。

 

まめさん、じんさんと。

 

ツアーもあっという間に終わりに近づいてきた。

 

ラストスパート。私たちと競走だと、必死に漕ぐL。

 

いっちょ前に漕いでいるよね。

 

Lはもちろんだが、私たちもまだまだこのツアーを続けたかった。

Lは釧路川に腹ばいになって、ツアーの終わりを惜しんでいた。

 

リバー&フィールドの店舗に戻って、まめさん、じんさんと一緒に記念撮影。

 

 

おふたりの優しさと、アウトドアマンとしてのカッコよさに、ほれぼれとした私たちであった。

たった1時間半のツアーだったが、Lにとっても、貴重な経験になったと思う。
 
来年も、今度はリバー&フィールドのいろいろなツアーを組み合わせて、2,3日屈斜路湖で遊びたい、と思ったくらい楽しい経験だった。
 
 
いつまでも外で、私たちを見送ってくれるお二人。
 

本当に、いい人たちだった・・・。