7月3日の午後は、サニーさんのガイドで『霧多布岬』や『霧多布湿原』などをまわった。

 

霧多布岬(湯沸岬)は、野生のラッコが見られる所として、最近有名になっている。

ラッコは2016年頃から、この周辺で見られるようになってきたと言う。

 

 

私たちは、去年(2025年)の8月と10月に、計3回、ラッコ目的で霧多布岬にきている。

私は10月に運よくラッコを見ることができたが、夫はまだ一度も見ていない。なかなか見ることは難しいらしい。いたとしても霧が出ていれば、そもそも見ることはできない。


この日は快晴。まさにラッコ日和で、期待も膨らむ。

 

駐車場を降りて灯台方面に向かって歩いて行くと、左側にラッコが見えてきた。カメラを構えている人も数人いた。

 

 

4匹。1匹は子どものようだった。私のiPhone15proMax(最大25倍)でも、このくらいには写せた。

 

足をピンと立てて、その可愛いことったらない。

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サニーさんが、望遠レンズで撮ってくれた画像。足、ぴ~ん。

 

手に何か持っているようだ。

 

右の小さい個体が子ども。

 

足の逞しさもよくわかる。

 

 

岬からの景色。

 

 

岬の花もたくさん咲いていた。
クサフジ。

 

エゾカンゾウ。

この花に会うために、7月上旬のこの時期の訪問にしたのだ。

 

エゾカンゾウとヒオウギアヤメ。

 
私が好きなキンポウゲ科。シコタンキンポウゲ。

 

さらに岬の先端まで行った。

湯沸岬灯台。

映画『ハナミズキ』にも登場する灯台。

 

帆掛岩という岩礁への乗揚げ防止のため、危険区域を示す方向の光を赤くしてあるのが、興味深かった。

 

灯台を越えて、きりたっぷ岬の木製標柱の前で。

 

駐車場に戻る時、岬の反対側にも1匹見つけた。

 

 

ルパン三世のまね。

 

こんなラッコ日和に恵まれて、幸運であった。

 

 

さて、そもそもこの旅は「霧多布湿原に群生するエゾカンゾウを見る」という目的から計画を立てはじめたのだった。しかし、私はまだ、ここ霧多布湿原で、今まで私が見てきた写真のような『咲き乱れるエゾカンゾウ』を見ていないことに気がついた。

 

去年は、8月で、湿原の花の季節はすでに終わっていて悲しい思いをした。

なので、今年こそと言う思いで、この時期に的を絞り、この旅のブログタイトルも『夏の始まり・花の道東へ』としたのだった。

 

私は、サニーさんに、エゾカンゾウは?と聞いた。

 

「ほとんど咲いていないです」

 

サニーさんの返事に諦めきれない私は、『琵琶瀬木道』に行ってもらえないか、頼んだ。

そこで目にしたものは・・・。

 

本来なら最盛期を迎えているはずのエゾカンゾウの姿は、ほとんど見ることができず、その代わりにシカ侵入防止の柵があったのだ。

 

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『激減するエゾカンゾウ』・・・。

 

実は、近年エゾシカが増えて、エゾシカが花や葉を食べてしまい、開花時期にほとんど花が咲かない年もあるとのこと。まさに今年はその年にあたってしまったようだ。

 

見渡す限り、緑だけ。がっかり、である。

しかし、この目でエゾカンゾウが咲いていないことを確認して、自分を納得させることができただけでもよかった。

 

そして、せっかくシカ侵入防止柵を設置した甲斐もなく、湿原の中に入り込んだエゾシカの群れがいて、こっちを見ていた。

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本来なら、こんな景色になるのだろう。
これが見たかったのだ。残念でたまらなかった。

 

サニーさんによると、霧多布岬のエゾカンゾウは、断崖でエゾシカが立ち入れないので、食害にあわずにすんでいる、とのことだった。

 

本当に残念だった。でも、エゾカンゾウが咲き乱れる美しい景色を見るまで、私は何度もここに足を運ぼうと、と決意を新たにしたのだった。
 
他に確認できた花たち。ノハナショウブ。
 
フタマタイチゲ。花びらの裏側がピンクでかわいい。
 
ハマナスは健在。いい香り。

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そろそろ午後のツアーも、終盤になってきた。

 

そこで、琵琶瀬展望台近くにある、一番沢川から五番沢川までが、、穴場の展望場所に連れて行ってもらった。

ここは、去年の秋にも芦田さんに連れてきてもらって「日本にもこんな所があるのだ」と感動した場所だ。
 

日本のラップランドである。

 

 


それから、浜中は『養殖うに』でも有名なのだそう。

この黄色の浮きの下に養殖かごがつるされている。

 

昆布だけを食べて育つこの養殖うには、天然のバフンウニより高値がつくそうだ。

冬の時期になったら、通販で買えると教えてもらったので、取り寄せてみよう。
 
 
最後は、茶内駅近くのコープはまなかへ。

 

ここは、40ソフトが有名で、さっそく食べて見た。それは美味しかったです。
昆布なども、超お手頃価格で買うことができた。

 

 

17時28分茶内駅発釧路行きに乗るために、茶内駅までサニーさんが送ってくれた。

 

芦田さん、サニーさん、ありがとうございました。

 

 

お二人が、心を込めてガイドしてくださるその姿に、私は心を打たれました。
 
お二人の働く姿は、とても美しかった。
 
 
旅が終わってもう1カ月経つけれど、私たちをガイドしてくださったリバーアンドフィールドのまめさんやジンさん、LandEdgeの芦田さん、サニーさんたちの真摯な働きぶりは、時間が経つほどに、私の心に沁みてくるのであった。