私の大好きな Astrid Lindgren の『Alla vi barn i Bullerbyn(やかまし村の子どもたち)』。
スウェーデンの映画監督ラッセ・ハルストラムが、この『Alla vi barn i Bullerbyn』を、とても美しく映像化してくれている。
その中で、ミッドサマーイブに9本の花を摘んで枕にして眠ると、夢で結婚相手と逢えるという場面がある。
柵を越えて花を摘む、リーサ、ブリッタにアンナ。この場面の映像の美しさは、何度見てもほれぼれする。
『Alla vi barn i Bullerbyn』の舞台は、スモーランド地方で、私が今回行ったのはダーラナ地方だから、少し花の種類も風景も違うような気がしたが、ミッドサマーイブに花を摘む習慣は同じなのだろう。
枕の下に花を置いて…。
Dala-Flodaを去る朝に、私はこのシーンを突然思い出した。
結婚相手は隣でいびきをかいて寝てるし、今更なんだけど、せめて野の花を摘んで花束くらい作ろうと思いついた。
今の時期、日の出は3時半らしいが、起きたのは6時過ぎ。
急いで花を集めた。
窓辺に飾ってみた。
摘んできた花は8種類しかなかったけど、まあいいか。
ニッカウヰスキーをPerさんにプレゼント。
9時前には、ガイドのLeoneさんが迎えに来てくれた。
最後に4人で記念撮影。
Evalottaさんの笑顔、最高ですね。
ありがとう、おふたり。