ミッドサマーのポール立てとダンスが終わると、村人達はあっという間にいなくなった。

 

各家族で、戸外のテーブルを囲み、夕食を楽しむ姿があちこちで見られた。

美味しい料理に、お酒、たわいもない会話。

穏やかで、美しい光景だ。

 

 

私も、お盆に夫の実家に20人近くが集まり、わいわいと食べたり、飲んだりしたことを思い出した。若い時は苦痛でしかなかったけど、家族って、やっぱりいいなぁ、とつくづく思った。

 

 

夕食は、宿併設の、昨日と同じレストラン。

今は、経営者が変わってしまって、PerさんやEvalottaさんのお料理は食べられなくなって、とても残念。

 

以前、Tällbergs gårdens Hotell でいただいた、土地のものを使ったダーラナ地方のお料理がとても美味しかった。それを期待して行ったが、それとはちょっと違って、残念に思った。申し訳ないけど、ごめんなさい。

レストラン入り口。

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レストランでは、晴着を着た家族が、夕食を楽しんでいた。

 

 

晴着姿の女性と宿の猫。

晴着の靴下は、男性も女性もみんな真っ赤。

2月に乗ったオーストリア航空の制服も、タイツまですべて真っ赤でびっくりしたが、ここでも真っ赤。

赤は、キリスト教では『キリストの流した血』『神やキリストへの愛』をあらわす色だと言われているけれど、この靴下の赤も同じ意味があるのかしら?

 

 

宿の中庭で寛ぐ夫。この椅子が、夫はたいそう気に入っていてよく座った。

が、起き上がるのに一苦労なのだった(笑)。

 

 

夕食後、宿の外に出て散歩してみた。

湖の向こう側の斜面で、子供たちがクリケットのようなものをしているのが見えた。

 

 

 

 

どの家も、柵はこんな木でできている。

 

 

さて、Dala-Flodaに湖水泳場があることは知っていたが、日本を出る前の天気予報ではあまりに気温が低く、泳いでる場合ではない、と直前で水着を持参するのは止めていた。

 

到着時に、Evalottaさんにそのことを言ったら「まあ。残念」と言われた。

 

でも、実際に湖に手を入れてみるとやはり冷たく、私たちなら、ヒートショックを起こすに違いないと、すぐに諦めはついたのであった。

 

観光客相手のカヌーのツアーもあるようだ。

 

ルーカスに似たワンコを見つけて、胸が痛くなるふたりであった。

 

またもや、違うワンコに引っかかる夫。

 

 

水遊びを終えて、帰り支度をする人々。

 

同じ宿の人たちが湖水泳場へと歩いて行った。

今、20時。日没は22時半ごろ。元気だ。

 

 

明日は、もうDala-Flodaを後にして、ガイドのLeoneさんにダーラナ地方を案内してもらうツアーにでる。

 

持って行った、ミナペルホネンのアネモネxタンバリンの可愛いバッグ。

野の花をつけて、木の柵にかけてみたら、よく似合った。