バスを降りる場所を間違えないように、とハラハラしながら電光掲示板を見つめる。
Dala-Floda E16が表示された途端、ストップボタンを押す。
そして、降りる時、荷物をこのバスに入れてます、と女性の運転手さんに伝えた。
車体の下の荷物置き場、私たちの荷物の後からワンサカ若い子たちが荷物を突っ込んでいたらしく、私たちの荷物が見つからない。
バスの荷物置き場に入り込んで探し、ようやく1番奥に押し込められていた我が荷物たちを見つけた。やれやれ。
小柄な中年の運転手さん、ありがとう。
ランチは、バス停前のこの店。
やっている時間を確認するために、メッセンジャーを送り返事をもらっていたが、昨日突然またメッセンジャーが来て、明日は歯医者に行くから16時までに変更だよ〜と。
律儀な店主である。
ランチはバフェスタイルでひとり119SEK(1,800円)。
何でも美味しかった。
工事現場のおじさんやお兄さんも、しっかり食べていた。
この後、すぐ近くにある小さな民芸店のFloda hemslöjdを訪ねた。
ここは、ボランティアが運営しているそうで、週に何回かオープンするだけ。
偶然にも今日が開いてる日でよかった。
買い物を終えて宿に着いてから、またひとつ、どうしても買いたくなり、再度お店に向かった。
そしたら「さっきの会計、クレジットで引き落とされていないかもしれないので、銀行に電話して」と言われた。
多分、クレジット会社で引き落とされてるかどうか確認して欲しいということだろう、と推測された。
レジを閉めていて、どうやら会計が合わなかったらしい。それが私の分だと思われたらしい。
店員さんは、多分私より歳上の方だし、合わないのは大変だろうと、必死にクレジット会社に電話をしてみるも通じない。
他のお客さんも巻き込んで、電話をしてみるが、ダメ。
ようやく、クレジット会社のアプリから、さっき支払われたことを証明できた。
お客さんも店員さんも私も、みんなで「よかったよかった」と胸を撫で下ろした。
あれ?ごめんなさいの言葉はないのかな?
と、気のいい日本人は、ボンヤリと思ったことでした。
もしかしたら、スウェーデン語で言ったのかもしれないね。
その後、絵葉書をくれたので、悪いとは思ったんだろうな、とまた気のいい日本人は思いました。
素敵なinnのDala-Floda Värdshusに戻り、夫と記念撮影。さっきもらった絵葉書も一緒に(笑)。