5月3日。
今日はもう静岡に帰る日。
休暇村南伊豆発のバスで下田に戻り、下田市内を観光することにした。
休暇村南伊豆、とてもよかったです。
料理が美味しくて、何よりスタッフの皆さんがとても親切。景色も抜群。
一番助かったのは、食事がバフェスタイルだったこと。これなら、好き嫌いがあっても好きな物を選べるので、彼らにとってもよかった。
お値段もリーズナブルだし、海外からのお客様をもてなすのには、いい選択だったと思う。
下田では、黒船遊覧船に乗ることにした。
伊豆急下田駅前に設置されている黒船サスケハナ。1日に下田に来た時は、雨だったし、全く気がつかなかった。
黒船遊覧船乗り場まで、稲生沢川に沿って歩いて移動。天気もいいし、快適。
これが黒船サスケハナ。
乗船。
船内で、鳥の餌用の小さいかっぱえびせんの袋(200円・高い)を買った。
かっぱえびせんを投げると、鳥たちがワァ~と集まってくる。
今の時期は、トンビがほとんだそう。
だんだんトンビの数が増えてきて、船すれすれに急降下するもの、横切るものが出てきたりで、なかなかの迫力。
20分の乗船時間、私はトンビしか見ていなかったが、友人たちはしっかり下田港の景色も見たそうだ。
ところで、スウェーデン人のYは、日本の『将軍』(1980年)を観て、日本に興味を持ち留学を決めたそうだ。
私より、黒船のこともペリーのこともよく知っていて、驚いた。
さらには、熱海から伊豆急下田まで乗った特急・踊り子号の『ODORIKO』は、『The Izu Dancer』のことだと説明すると、なんと川端康生の『伊豆の踊り子』も読んだことがあるというではないか。
下船後、黒船の提灯マグネットを嬉しそうに買っていたY。
その後、ペリーロードに移動。レトロな街並みを歩く。
お昼は、これまたレトロ感いっぱいのお店で、たこ焼きや下田焼を食べた。
帰りは伊豆急下田駅から普通電車で。
偶然にもキンメ電車と言うのにあたって、よかった。
このキンメ電車、座席が海を見られるような配置になっていて、なかなかよかった。
熱海からは、東海道線の普通電車に乗ろうとしたが、すごい混雑で、急遽新幹線に切り替え、5時ちょっと過ぎには静岡駅に着くことができた。
無事に、南伊豆の旅を終えることができ、ほっとしたのであった。