2月26日(月)。

 

OS561便、雪のアルプスを見下ろしながら。

 

ボーデン湖を通り過ぎて。

 

 

8:17にチューリッヒ空港に到着。

 

ここで、夫がズボンを汚してしまい、急遽、免税店でジャージを買うことにした。

機内ではジャージが楽で、最近はジャージを履いている人も多い。

 

ちょうど、おしゃれなジャージを30%オフで売っていたので、購入。履き替えることにした。1万円ちょっとで、いい買い物をした。

 

 

リンツのお店で、パティシエがチョコレートを作っている。イースター用にバニーがたくさん。ウサギは多産や繁栄の象徴と言われている。

 

 

トランジットは4時間半以上あるので、SWISSラウンジで寛ぐ。

 

テラスに出てみる。2月なのに、そんなに寒くない。

 

テラスからは、スイスアルプスを一望することができる。

飛行機の離発着を見ながら休めるのは、このラウンジの大きな魅力だ。

エーデルワイス航空って、可愛い。

 

 

さて、いよいよ搭乗。これで、今回の旅で乗る飛行機も最後だと思うと、安堵の気持ちでいっぱいになった。よく無事に、ここまできたものだ。

 

これから12時間半で日本に到着。

 

 

帰りはどんな経路を取るのか、興味津々。
どうやら、ハンガリーやルーマニア上空を通り、黒海に行くようだ。
 

ハンガリーのセゲドあたり。蛇行する川はティサ川らしい。

 

 

事前に頼んでおいた和食の前菜。お蕎麦が美味しかった。

 

 

黒海上空通過中。黒海の上を飛ぶのは、初めてでかなりうれしかった。

 

夕闇の中に、黒海沿岸のトルコの灯りが見えた。

 

次はカスピ海に向かう。BAKUの文字が見える。

 

 
で、どこでも眠れる私が夫に「朝食だよ」と起こされたのは、すでに黄海上空であった。

 

 

もったいないことをした。もっと早く起きておけばよかった、と思ったが後の祭りであった。
航路は、このようだった模様。

 

 

この地図を見ると、うまくロシア上空を避けて、ギリギリで最短距離を取っているのがわかる。

私が寝ている間、飛行機はカスピ海を越え、多分、トルクメニスタンかウズベキスタン、カザフスタンを通り、モンゴルをかすめ、中国を横断して来たんだ。

 

さらに、家にある地球儀で確かめると、その経路がよくわかった。

 
誰かのせいで飛行時間が増えてしまい、その結果、燃料費も上がり、航空運賃も高騰したが、航空会社の努力がよくわかる経路であった。
 
往路は北極経由、帰りは中央アジア経由、と世界を半周位したが、今までと違う景色が見られたのはよかった。
 
 
2月27日(火)。
午前10:20、無事に成田着。
 
5年ぶりの海外旅行は、元気で、楽しく終えることができた。
 
よかった。