2月に予定しているシチリア旅行。

 

その滞在中に、パレルモのマッシモ劇場でオペラ・マダムバタフライが上演されることを知り、チケットをぜひ取りたいと思っていた。

 

 

マッシモ劇場外観。

 

 

マッシモ劇場と言えば、ゴッドファーザーpart3のラストシーンが有名だ。

この大階段で、アルパチーノ演ずるマイケルの愛娘が流れ弾に当たってしまうシーンだ。

 

 

 

今まで、海外でのバレエやオペラ、ミュージカルは、ほとんど自分でオンラインで取っていたので、今回もそうしようと思った。

 

でも、パリオペラ座などに比べると圧倒的に情報が少ない。座席表すら見つけられず(あくまで私が)、マッシモ劇場のチケットを取った具体的な経過を載せた旅行記なども見つけることができなかった。

 

そこで、4-travel のQ&Aに質問したりして、なんとか自力で取れそうな状況までたどり着いた。オンラインで取る場合はTicketOneというサイトで取ればいいらしい。

 

 

マッシモ劇場のサイトで、マダムバタフライのチケット発売は1月9日からと知っていたが、何時から発売になるのかわからず、劇場にメールして聞いてみた。

 

すぐに返事がきて、イタリア時間の9時半からとわかった(イタリアでも、きちんとすぐに返事をくれるんだなと感心した)。日本時間では17時半。仕事の真っ最中だ。

 

帰宅してからTicketOneでのチケット取りに挑戦する事にした。

 

どうせ、発売開始直後はネットが混雑してうまく繋がらないだろう。

 

仕事が終わり、大急ぎで自転車をこいで帰宅。18時45分から挑戦。スルスルと平土間の真ん中通路側の席が2つ取れた。アイドルやロックのライブではないので、急いでとらなくてもよかったのだろう。

 

何度もシミュレーションしていた成果が出たのか(笑)、とにかく「やった」。

座席表は、事前にTicketOneで確認すみだったので、大体ここら辺を取ろうと目星をつけていたも、功を奏した。

 

 

チケットの取り方を簡単に紹介。

 

①Ticket Oneで希望の日をクリック。

 

 

②日本語訳を使えば楽。でも、英語のほうが変な日本語にならずわかりやすい場合もある。

まず、2つの方法からどちらかを選択する。

自動で一番いい席を自動で選んでもらうベストシート予約と、自分で好きな席を選ぶ方法。

我が家はとにかく通路側なので、席を選ぶ方にした。

 

 

③ 希望のカテゴリーと枚数を入力すると、座席表が出てくる。席をクリックして選択。

 

 

④座席表の拡大図。1番高いカテゴリー1は、平土間(PLATEA)と2階正面のBOX席(REALE)。€143/1枚。

手数€19.2と保険(Biglietto Sicuro)€18で、計€323.2(52,430円)だった。

円安なので思ったほどの割安感はないが、本場で見られることに意義がある。

 

 

⑤あらかじめ、会員登録とクレジットカード情報を入れておくと、スムーズに行く。

 

  以上。

 

 

さっそく、蝶々夫人のDVD(ポネル演出、カラヤン&ウィーン・フィル、フレーニ、ドミンゴ 1974)を購入して観てみた。

 

変な日本家屋、白塗りの蝶々さん、ドミンゴ演ずるピンカートンのあまりの能天気さ。音楽的にどうこうと言う前に、日本人からしたら奇妙奇天烈な演出に、私は正直ぶっ飛んでしまった。

 

オペラ初心者の感想でごめんなさい。

 

さて、マッシモ劇場の蝶々夫人はどんなだろう。