来月の台湾旅行の準備として、インフルエンザ(11/8)とコロナ(11/11)のワクチン接種を完了した。

 

インフルエンザとコロナのワクチンは、同時接種も可能なので、3日あいていれば大丈夫。

 

出発まで3週間以上あるので、そのころには効果を発揮してくれるはずだ。

2月のシチリア旅行まで効果が持続していることを祈る。

 

7回目のコロナワクチン接種は、前回ほどの副反応もなく、意外と楽。

今日は副反応で使い物にならないと予想して、昨日のうちに食料を買い込んで準備していたが、少し腕の痛みや頭痛や倦怠感があるものの、おおむね良好。

 

 

昨日のコロナ接種前に、母の墓前に花も供えてきた。

11月10日で、母が亡くなって丸2年が経った。

 

未だに、あんなきついことを言わなければよかった、と後悔することも多い。

一緒に行ったお蕎麦屋さんやお寿司屋さんに行くたびに、胸が痛くなる。

優しくなかった時もあったことを「ごめんね」と、お墓の前でいつも謝っている。

 

 

昔から、母は私が何をする時も反対せず、自由にさせてくれた。

19歳の時の北欧旅行のお金も出してくれた。

50年前の旅費は30万円以上(一緒に行ったK子さんに確認したところ34万円だったことが判明した)だった。

 

「北欧に行きたい」と言った時に「成人式の振袖と北欧旅行、どっちを選ぶか?」と聞かれて、私は迷うことなく北欧旅行を選んだ。

 

あの旅が、その後の私の人生を大きく変えた。

あれから50年、海外旅行が私の生きていく上での糧となっている。

 

若い時にはあまり気がつかなったが、この歳になって、北欧旅行が私にもたらしてくれた配当のあまりの大きさに驚いている。

 

 

片親でお金もそんなになかったはずなのに、30万円以上のお金をポンと出してくれた母の英断。

振袖なんていらない、北欧に決まっているじゃない、と即決した私の直感。

 

 

私が言ったきつい言葉は、もう取り返しがつかない。ずっと謝り続けるしかないけど、50年前に交わした、あの時の母と娘の会話を思い出すと、元気がでてくるよ。

 

いかにも、母と私らしい会話。

 

ふたりが、とてもかっこよかった、あんな幸せな時もあったんだ。

後悔ばかりでなく、いいことも思い出せば、少し幸せな気持ちになれそうだ。

 

朝、安倍川の河川敷にたたずむルーカス。雲がきれいだった。