29日の社内勉強会の準備で、ワーファリンのお勉強中だ。

ボスからご指名を受けた時、「え、え~? 私、循環器は苦手なんです」
と言い訳するのも、なんだかみっともないので、仕方なしに手を付けたのだが、これがこれが、なかなか手強いのですよ。

エーザイが出している 『Warfarin 適正使用情報』 は、なんと526ページもあるんですね。
読んでもわからないことが多いけど、動物的嗅覚(また出た~)で、ここと、ここがポイントか!と拾い読みしていく。

ネットで検索をかけ、資料を集め、まあ、なんとか発表できる形になったのではないか、と思う。

古くて新しい薬、ワーファリン、というのが、私の感想だ。

ワーファリンとは、一度じっくり付き合いたかったから、今回はいい機会だった。
けれど、ちょっと私の歳では、遅すぎた感が否めないかな。あははは~~~。



発表の後半は、7月のノルウェー旅行の画像を見てもらおうと、これも製作中。

できたら、音楽も入れたいと思い、「ここはもちろんグリーグだよね」と、CDを引っ張り出して、PCに取り込んでみた。

ペール・ギュントや抒情小曲集、ノルウェー舞曲を聞いていると、あのノルウェーの海や山が、まざまざと思いだされる。

ペール・ギュント 朝 ⇓ (音楽が流れます)
http://www.ncnmusic.com/classical/grieg/6.mp3


私は、19歳の時と2012年の2回、ベルゲン近郊のグリーグの家・トロルハウゲン(Trold haugen)を訪ねたことがある。
トロルハウゲン、トロル(北欧の伝承に登場する妖精の一種)が住む丘、と名付けられたグリーグの家は、それはそれは美しい場所にあるのですよ。

19歳の時に訪ねたトロルハウゲンの印象は、いつまでも強く印象に残っていて、いつか夫を連れてきてあげたいと思い続け、それが2012年の再訪につながった。


フィヨルドに面した小さな小屋。


 


フィヨルドに面した窓に向かって机が置かれ、左手にピアノ、右手にソファが、当時と同じように配置されている。(私たちがガラスに映り込んでしまったけど)

 
  


今では、こんな素敵なコンサートホール 『トロルサーレン(Troldsalen)』 が建てられ、コンサートが行われる。


 

 ここで、ピアノコンサートを聴いた。

 
  
  
国立ベルゲン大学 グリーグ・アカデミー  Audun Kayser 教授の演奏。
グリーグが作曲をする時に眺めていたのと同じフィヨルドの景色を見ながら、コンサートを聴くことができる。 なんと贅沢な時間。
曲は、もちろんグリーグ。 抒情小曲の夜想曲など。

 


トロールハウゲン=エドヴァルト・グリーグ ミュージアムの敷地内地図。

 

やはり、ノルウェーの画像には、ノルウェーの音楽がよく似合いますね。

教授は、コンサートが終わった後、真っ赤な Jaguar E-type(夫が知っていた)で、颯爽とベルゲンの街に向けて走っていかれました。