工房見学しながら思い出した!! 日本人観光客の旅は恥の掻き捨て言動@ヴェネツィア

皆さん、こんにちは〜(´･Д･)」

昨日は新プロジェクトで

ヴェネツィアン・ビーズが必要で

とあるマエストロのアトリエへ行ってきました!!

マエストロが右手で持っているのはガラス棒。

左手に持っているのは金属の...

ビーズの芯になるもの。

金属棒はバーナーの奥に準備しておき

1本につき

花の形のビーズを1つ作ります。

全て手作りなので全てが1つずつなのですが。。。

作業中なので軽めの商談でしたが

コラボ金額の話をした時に

昔、alexが時々お手伝いしていたガラス屋さんにも

バーナー・ワークをする人がいて

見学が出来たんですけど

当時、そこに入ってきた日本人観光客が

ヴェネツィアン・ビーズが好きというので

彼女にビーズの歴史や作り方、種類

それから貴重なアンティーク・ビーズなども

説明しながらお見せした事がありました。

そのお客さんは

ビーズの製作作業を写真に撮ったり

店内の商品を見たりして色々と吟味した後

貴重なビーズを

「3個買うから負けろ」と言うではないですか?!

そこで作っていたビーズは

その道のベテランさんでも

1個作るのに20分〜30分掛かっていました。

ちょっとヤラシイお金の話になりますが

例えば...

1時間に2個、多くて3個しか作れないものを

作るのが生業で

自分が食べていくのに1個いくらで売りますか??

と言う話です。

大きさとか関係ありません。

そこにはビーズ1つ作る

ガス代やらガラス棒や金箔などの材料費やら

人件費やらが含まれている訳で

更に、貴重なビーズは

もう作れる人も居ないのです!!

1個8'000円くらいと言ってもおかしくない

ものなのですが

alexだったらな...

作った人、歴史そう言ったものに

敬意をはらって

言われた金額を出すけれど

「3個で15'000円に負けろ」と言う具合で。。。

で、この2個買うから、3個買うから負けろ

と言う話を思い出すと

もう1つ思い出す話が

別の日の話なのですが

そのガラス店で働いた帰り道

ウィンドー・ショッピングしながら

ブランド街を歩いていると

お店にいらした日本人観光客に

「あら、あなた!!さっきのお店の!!」と呼び止められ

ちょっと〇〇(ハイ・ブランド店)でお買い物したいのだけど

通訳してくれない??とお願いされ

強引にお店に連れて行かれたまでは

まだ良かったのですが

何と!!「同じバッグを2つ買うから負けろと言え」と

言うではないですか!! (((；ﾟДﾟ))))

いや。。。

ちょっと驚いてしまって。。。

お店の人には

そんな質問、恥ずかしくて勿論聞けず

その女性には

そんな事してくれる訳がないじゃないですか??

日本の〇〇では2個買うから負けろと言って

安くしてくれるんですか??と聞き

もう待ち合わせの時間なので失礼しますと

サヨナラしましたけど。。。

何で??

海外旅行でそんな風に値段を負けさせる人達は

安売りのお店とかではなく

日本でも定価で売っているお店で

そう言う事を言うんですかね??

ハイ・ブランドのお店でだって

そのバッグが

1つ1つどんな風に作られているか考えれば

素材だけでなく

作った人の技術の高さとその人に敬意を表す形...

その丁寧に作られた

素晴らしいものを手元に置きたいから買うのでは...

と思いますけどね〜。。。

ブランド名の方が重要なんですかね(´･Д･)」

まぁ、alexには

高いには高いなりの理由があってると思うんですけど

兎に角、昨日、工房に行って金額の話をした時に

急に思い出した

ちょっとalexにとっては信じられない...

「日本でも同じ事を言うの??」と言う

日本人観光客の言動でした〜。。。

恥ずかしいね!!と言う方も

負けてと聞くくらい良いじゃない!!と言う方も

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ciao~