目白押しのハリウッド大作を少し脇に置いて、その邦題から期待していたアルゼンチン映画
『人生スイッチ』──
監督・脚本はダミアン・ジフロン、製作にはスペイン映画の巨匠ペドロ・アルモドバル。
もう、こういう作品を待っていました。
ブラックユーモア全開の6つのストーリーからなる、あっという間の2時間。
本国アルゼンチンでは『アナと雪の女王』を越えるヒットと、キャッチフレーズが。
比べるのがいきなりディズニー映画かい!
ただ、これはファンタジー映画よりも、現実を皮肉ってそこから発展させた話しのほうが観た人の心に突き刺さるということの表れか。
個人的に欲する作品のタイプというと、行き着くのはやっぱり、こんな痛々しいブラックコメディだったりします。
スペクタクルな映像技術もなく、派手なスタントもなく、シチュエーション+人物のやり取りで楽しませてくれる鋭さ。
スクリーンを通して、まるで最高におかしな演劇を観ているような気分です。
映画鑑賞で少し新鮮なサプリメント補給に、こんな作品いかがでしょうか?
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