日々是眠日。
眠い。とにかく眠い。
どこかでたっぷり寝たいです。
さて。
長男(大3)から、一枚の画像が送られてきました。
本日の実験風景、みたいな写真です。
……何を伝えたいんだろうか![]()
友達との様子が写ってるわけでもないしさ、これを見てどうしろと。
わー、楽しそうだねとでも言えばいいのか。
まさか、何の実験か当てろと言うのか。
私、実験は大学の1~2年でやっただけだし、ジャンルも違うんですけども。
「これはなんかのガスを分留しているところですね
」
「正確には違いますね」
「この溜まっている物質は△△ですね
」
「全然違いますね。実験を安定させるための◯◯です」
「できた物質は□□です」
「ああ、こういう特性があるタイプですね!
」
「全然違います。これはこっちです」
キイイイイイーーーー全部違うーーーー!
面白いくらいに全部わからんーーー!
最後には、実験の内容を教えてもらって、「いい匂いがしたよ」などの感想も面白く聞いたんですが、結局なんだったんだろう。
やっぱり「何の実験か当てられるかなクイズ」だったのかな。
いやわからんて。
毎日毎日実験とレポートに追われる日々なので、息抜きついでに送ってみただけなんだろうな。
でも、どんな暮らしをしてるのかは気になってるから、いつでも歓迎だよー![]()
ふと思ったのですが、理系って専門分野がバラバラで、それぞれ専門外のことは基礎のことくらいしかわからないんですよ。
なので、「勉強してないことはわからないのが当たり前」なんです。
下手に知ったかぶりをすると、専門的に突っ込まれてあっという間に身ぐるみ剥がされるので、知らないことは「知らない」とはっきり言う方がいいんです。
でも、中高生の頃ってそういうの難しいですよね。
「そんなこと知らないと思われたくないから質問もしない」とか、思春期にはありがちなちっぽけなプライド。
田舎の進学校にいた私は、そういうプライドに囚われていた気がします。
大学に入って、いかに自分が今まで狭い知識の中で生きてきたかと、思い知らされました。
そういうのは時間の無駄だな、知らないことで知りたいことはさっさと聞こう、と思えるようになって、ああ大人になったんだなと思いましたね。
高校生のうちにこういう思考にたどり着いた子はやはり賢いし、どんどん学習が進むなあと思います。