夫は11連休だそうですが、学校はカレンダー通りですし、私もカレンダー通り。
ぜーんぜんピンと来ていません。
弁当を詰め込む毎日です。
さてさて。
ちょっと衝撃的なニュースが入って来ました。
名門お嬢様学校という印象のあった、京都ノートルダム女子大が、来年の学生募集の停止を発表しました。
「卒業生の皆様におかれましても、母校を失う悲しさは推し量ることはできませんが、」とあるように、一時的なものではなく、大学の閉学ということになるようです。
付属の小中高に関しては、今後とも変わらず教育活動を進めるとしています。
いやー、始まったか、という感じですね。
専門学校や塾などの倒産は、うちの地方でもちょいちょいニュースになっていました。
大学も淘汰される時代に入った、ということになります。
ただでさえ少子化が進むのに、女子大は母数が半分の集団からの募集ということになりますから、やはり厳しそうです。
共学化を進める女子大学もありますね。
時代に即した新設学部を設立して、新規学生を取り込もうとする大学もありますが、その後の倍率や入学人数は注目しておく必要がありそうです。
私大のみならず、国公立も統合・再編などの動きが進みそうですよね。
「どこでも入れるとこならいいわー」と思っていると、いきなり潰れたなんてこともあるかもしれません。
収めた学費が返ってくるのかどうか、何の保証も無さそう。補償も無さそう。
めっちゃ怖い。
長男(大3)の大学は結構人気もある国立総合大学なので、いきなり潰れることはまだ無さそうですが、
次男(高2)の大学選びは、経営状態も含めてちゃんと調べておく必要がありそうです。
うちは地方都市なので、経営状態が怪しそうな私大も結構あると思うんですよね。
とりあえず、定員割れが頻発しているところはちょっと怖いなという感覚です。
しかも、これわかりにくいのは、経営状態が悪いということと、大学や研究機関として悪いということはイコールではないことです。
良い先生がいて、良い研究がなされていても、不動産投資などが上手く行かなくて資金繰りが苦しい、学費以外の収入が無い、という場合はいくらでも起こり得ます。
学生にとっても、教授陣にとっても、ただただ悲しい。
経営状態が危なそうなランキングなんかもいろいろありますね。
私が自分で財務諸表を確認したわけではないので、その真偽判別を鵜呑みにはできませんが、複数個所で厳しそうな判断がなされているところは注目しておこうかなと思います。
そういうところで見ると、京都ノートルダム女子大は別に最下位でもないんですよね。
在学生をきちんと卒業させられるうちに、早い判断を、ということかもしれません。
オープンキャンパスがこれから始まりますが、子供本人には学ぶ環境として合うかどうかを見てもらい、親は経営状態や全体的な雰囲気、将来性などを見ておくのかいいのかも、と思っています。