次男(高1)は、スポーツに時間を取られていたこともあって、読書量が少ないのが心配でした。
長男(大2)は、ミステリとか科学系の専門書なども好きで、中学生の頃からいろいろ読んでいます。
国語の成績に結びついたかどうかはわかりませんが(それほど優秀な成績でもない)、苦手で大きく足を引っ張るということもありませんでした。
近年の入試問題はどこもかしこも読解力の必要なものばかりです。
そもそも、私達の学生の頃より遥かに読ませる量が多いと思います。
国語や英語だけではなく、数学、理科、社会もみな文章や資料を読ませます。
読ませるということは、そこから意図を汲んで数式などに翻訳する作業が必要になるということ。
「解説読んだらわかる」けど「解けなかった」問題なんかは、この翻訳作業ができていないんですよね。
定期テストでは散々読み込んだ文章が出たり、勝手知ったる形式で問題が出ますので、そこまで翻訳作業が必要ではありません。
ですが、模試や入試などの初見の問題の場合、ここが一番得点力の差になるんじゃないかなーと私は思っています。
受験に必要だから、というよりはもっと広い世界を知ってほしいから、ではあるんですが、次男にはいろんな本を読んでね、としょっちゅう言い、好きなスポーツ選手やミュージシャンのエッセイのようなものを勧めたりもしていました。
でもスマホばっかり……と思っていたら、ある日ラノベ(ライトノベル)を好きで読んでいることが判明。
いわゆる重厚な文学作品ではないので言いづらいと思っていたのかもしれませんが、ラノベ大歓迎ですよ!
とにかくいろんな文章に触れてほしかったですし、本界の入口はどこでもよくて、そこからいろんな本を手に取ってくれたらいいなーと思っているので、私としては大喜びです。
「いいじゃない。最近は凄い作品も多いよねー。好きなものをどんどん読んでね!」
と伝えたところ、次男も嬉しそうに愛読書のいいところをプレゼンし始めました。
新刊もウキウキで待っています。
知らなかったー。そんなに楽しみに読んでいる本があったんだ。
私もそのうち読ませてもらおうっと。
子供から新しい世界を教えてもらえるのはいいですね。
子供部屋の本棚も、古い絵本などは少し整理して、次男の好きな本をいっぱい詰め込めるようにしようかな。
私の本日のオススメはこちら。
Huluのドラマも最高でしたー。