下着の話じゃないです。地理の話です。
世界の国別人口ランキングというものがあります。
地理の問題でも触れられることが多いですよね。
先日、中学生の次男と話していて蘇ったんですが、
私の受験時代には「小さいブラジャー」という覚え方の語呂合わせがありました。
中国、インド、ソ連、アメリカ、インドネシア、ブラジル、日本、ですね。
私「Sって何だっけ?」
次「Sなんてつくでかい国あったっけ」
私「あ、ソ連か!」
次「ソ連て!時代だなぁ……」
語感のインパクトが強くていつまでも忘れられない語呂合わせでしたが、今やもう、すっかり古いのです。
2023年、最新の人口ランキングは、国連人口基金(UNFPA)の「世界人口白書2023」によると、インドが中国を抜いたとされています。
(どちらも14.2億人で、ほぼ同数)
(※直前のWHO調査までは中国が1位だったため、入試問題や問題集では中国→インドの順のものが多いと思われるので注意)
1. インド
2. 中国
3. アメリカ
4. インドネシア
5. パキスタン
6. ナイジェリア
7. ブラジル
8. バングラデシュ
9. ロシア
10. メキシコ
11. エチオピア
12. 日本
こうなりました。だいぶ様変わりしています。
ロシアの勢いが落ち、パキスタン、ナイジェリア、バングラデシュなどが伸びてきました。
私世代に馴染みの少ないこれらの国々ですが、次男に聞いてみると、首都も位置も正確に把握していました。
重要度が増しているんだな。
人口全体で見ると、2トップに比べて、3位以下の順位は毎年変動しそうなくらいの差なので、もう語呂合わせで覚えるなんてことも意味がないなと思ってしまったり。
どんどん世界は変わっていくのだな、ということを実感しています。