モデナ大聖堂 -優美さと重厚感が共存する場所で、ミッション発動- | チキンなワイフ、イタリアの日々

チキンなワイフ、イタリアの日々

南国生活5年を経て、今度はイタリアで暮らすことになりました。
駐妻初級編から中級編へ。
色々比較しながら日々の事を綴ります。

イタリアはちょっと知られた街に行くのがとても不便。なぜなら中心部はZTL(交通量制限ゾーン)で一般車両が入れないから。車で回れたら行きたいところは多々あるんだけどなぁ。

 

モデナもZTLがあります。

でも、見た途端に「これは夫と再訪したい!」と思ったモデナ大聖堂。

ここなら電車で行けるから大丈夫〜合格(←2人ならZTL外の駐車場に停めて歩いた方が安いかにっこり

行きやすい理由はそれだけではない。大聖堂のある広場には、通し営業してるカフェがある&広いという事をお友達が教えてくれました飛び出すハート(休み時間に入られちゃうと、行き場を失うのよね・・・デニム履いて行ってその辺に座り込む想像をしてしまう・・・)

 

さて。その一目惚れした素敵なモデナ大聖堂がこちら。

周辺が黄色や薄茶の建物で統一されているから、白さが際立って優美なんです。

11世紀に建設が始まったそうなので、重厚感あるロマネスク建築。なので完成度が低そうに見えるこういう彫刻が随所に見られます。(好きです❤️)


更に、より光を取り入れられるようになったゴシック建築の時代に改築されて、美しいバラ窓が作られました。


古くから教会建築されていたイタリアには「ザ・ゴシック建築」が少ないのですが、こうした改築でゴシックのエッセンスが加わった教会は沢山見つけられそう。

 

とはいえ、見学してる最中はそんな豆知識はゼロ。

お友達にも、カトリックとプロテスタントの違いについてくらいしか説明できなかったー。

ミッションスクールに通った意味が・・・ネガティブ


(あぁ、そこに聖書の物語が彫られているではないの!)


(描かれる人、動植物、モチーフ、本当は全て意味があるはずなの。。。)


実は、居るだけで神への畏怖の念を抱かせるような建造物になっている教会は、それを感じるということだけだって良いんです。「すごいなぁ」でも「だけど何だか心が落ち着くなぁ」でもなんでも良い。

 

ただ、それだけだといくつ教会を見たって変わり映えしない。

有名な建物を見たという事実を積み重ねるだけで、面白みがない。

 

でも、もし近くに物知りおばちゃんがいてちょっとしたポイントを教えてくれたら、「へぇー!」な体験ができるんじゃない?

 

ガイドじゃなくて、あくまでも物知りおばちゃんですけどね。

 

イタリアといえば食・芸術・ブランドなど、日本の人が知りたい色々なものがある。

その中で、一番自分が知りたいのが教会についてとは。相変わらずマニアック笑

 

Netflixの誘惑は常にあるし飽きっぽいけど、このミッションは頑張るぞーアップ

 (宗教学、芸術、歴史などどの方面からも学べる対象なだけに、物知りおばちゃんの域を脱するつもりはありません🤗)