26時間の激闘【追記あり】 | チキンなワイフ、イタリアの日々

チキンなワイフ、イタリアの日々

南国生活5年を経て、今度はイタリアで暮らすことになりました。
駐妻初級編から中級編へ。
色々比較しながら日々の事を綴ります。

スワンナプーム空港の西側にある工場で爆発による火災が発生しました。

爆風で、近隣の家々の窓ガラスが割れていました。

日中だったらどれだけの被害が出ていたことかDASH!

 

ボランティアを含む消防士達が必死の消火を試み、政府も「雨を降らすパー」と曰う事態になり。結局鎮火まで26時間という大きな火災となりました。

 

その間、現場周辺には有毒物質が大気中に流出しているということで、半径5km内にいる人々に避難勧告が出ました。

 

 日本人居住エリアからは25km程離れているけれど、その辺にだって住んでいる日本人はいるし、勤務地がその辺りという人もいる。日本人にとっても、他人事ではない事故でした。

 

今朝の発表では

死者:1名(救助ボランティアの、19歳の青年だったようです)

負傷者:39名

避難者:1892名

被災家屋:177棟

となっていました。

 

コロナ禍に、医療費や家の修繕費用を工面しなければいけない方。仕事を失った方が増えてしまった。

そんな出来事に心を痛め、数々の寄付受付の案内がされました。

 

が、やはりその中の一部は詐欺だとのことキョロキョロ

こっちは寝る時間になっても鎮火されない火災に心痛めて寝付けないっていうのに。彼らの共感力は極端に低いんだろうなぁ真顔

 

さて。鎮火して、タイ在住の日本人達の関心は「有毒物質はどうなった!?」ということ。

ここ数日は布マスクではなく不織布マスクを付けないとダメかしら。

エアコンのフィルターってある程度防いでくれるかしら。

それより、雨が降ったら身体に触れてしまうから恐ろしい滝汗などなど。

 

どうやら、現場から半径1km範囲内の有害物質は基準をはるかに超えており、避難者はそのまま避難を続ける必要があるみたい。

 

有毒物質の流れについては、こんなのが出ていました。

風向きからみる有毒物質の流れ予測

 

我々の住むエリアは、一応大丈夫みたい。一応。

 

なぜ一応、か。

私、昨日見てしまいました。

火災の最中のAir Visual。

 

現場付近も空気はクリア。

計測器、一体何を計測しているのガーン

 

もう一つのThe Weather Channelの方がまともでしたが、これもどうだか。

 

そんなわけで、「一応大丈夫」としか言えません笑い泣き

 

とにかく、火災の方は収束。この後待ち受ける現実が厳しい方達の日々が心配ですが、必要な補償が得られますように。助け合いによって乗り越えられますように。

こういう時、日本語で正しい情報、寄付先が示されたら有難いなぁお願い

 

【追記】

ニュースで発表されていた被災状況が小さいなぁと思っていたら、バンコクポストが更新していました。

80,000人以上に影響を与える事態となった、と。

うん、納得。

爆風の状況からして、広範囲に渡って乗り物が壊れたり、家のガラスが割れたり怪我したりと、被害にあった方達は多かったと思います。

翌日もそう遠くない場所で火災があったり(実は前日もクロントゥーイ方面で火災がありました)、なかなか不穏な感じです。

老朽化なのか、コロナ関連で確認体制が脆くなっているのか分かりませんが、このような事が起きないことを願います。

 

※最初にUPした記事に載せた写真、Twitterに出回ってたフェイク写真だったようですお願い

トピックがトピックだっただけに、注意深く確認しなかった事を深く反省。教えていただいて助かりましたチューリップ紫