前の車に続いて右折していたら、その間をすり抜けようと直進してきたモタサイ(バイクタクシー)とチョン(ぶつかる)して、車のナンバープレートが飛んだそうです
複数台の車が右折している時って、普通待つよね・・・と思うのですが、奴は「このスピードで突っ込めばすり抜けられる」と思ったらしい
可哀想なのはモタサイに乗ってたお客さん。高校生〜大学生くらいの女の子だったそうです。
明らかに被害者です。ナンバープレートに足の指先がぶつかったみたいで、ちょっと痛い、と
事故の後のそれぞれはこんな感じ。
マイクさんは保険会社に電話。
女の子は彼氏に電話。
モタサイ兄さんは座って成り行きを見守る。
保険会社の人、来る。
彼氏、若いけどベンツを運転して来る。
モタサイ兄さんは成り行き任せ。
マイクさん、ちょうどアイスノンを持っていたから女の子に冷やすようにと渡す。
彼氏、警察署に移動すると女の子に飲みなよとドリンクを買ってきて渡す。
モタサイ兄さんは、保険会社の人などにパシリに使われる。
そんな感じで、結構時間がかかりました。
タイは、過失のある人が保険を使うというより、保険のある人が保険を使うという感じになりがち。
だから、車載カメラの確認も無し。女の子が病院に行くなら、それはマイクさんが呼んだ保険会社が補償することに。
事故った時、どちらかが保険に入っていればめでたしめでたしという感じもあるし、入っている方が「過失あり」と記録されそうで嫌な感じもあります
ところで、若いからか、お金持ちだからか、動揺しているのか、ちょっとぽやっとしているカップル。
モタサイ兄さんの判断ミスで怪我したのがなんか気の毒で、お見舞金か菓子折りでもあげようかと思ったくらいだそう。
でも結局「病院に行きます」と言ったし、マイクさんのスポーツ用アイスノン(使い捨てではない)をそのまま持って行っちゃったので良しとしたそうです
さて、警察で全てが片付いた頃。
モタサイ兄さんがマイクさんに「大丈夫かい」なんて近づいてきたそう。
「この事故で今日の商売あがったりだったから、補償してくんねぇ」と交渉しに来たらしい。
今はコロナ禍。そうだよねぇ、労働時間が減ってしまって、気の毒だよねぇ
とはなりません事故の原因や、彼の態度によっては同情の余地はあっただろうけど。
特にお客様を乗せている時は、安全第一でお願いします
その後、用事があって今度は私も一緒に車に。
ナンバープレートがない状態で運転したらまずいのではと思ったけど、何か言われたら「事故りまして」とプレートを見せれば良いらしい
案の定、「事故りまして」と駐車場で苦笑いすることになりました