研修旅行@余市蒸溜所 Vol.1 | alehouseのブログ

研修旅行@余市蒸溜所 Vol.1

お疲れ様です。

エールハウスの店長のやっしーです。

今回の研修旅行はスタッフ皆バラバラの単独ツアーで、小熊君と笠井君は長濱蒸溜所へ。自分はまだ行った事のない余市を提案して行ってきました。


久々の北海道です。

人生で三度目の北海道になりますが前回は20年以上前に遡っての函館のみだったので今回はメチャ楽しみ&ワクワクでもう週頭からソワソワしてました♪


新千歳空港に着いてから特急で小樽まで。

小樽から余市まではバスもありますが、今回は電車に乗りたかったのでJR函館本線に乗っていきました。北海道の電車は魅力的な所が多くて、普通に旅行として楽しかったです。

小樽に近づくにつれて海岸線を走る列車がまた素敵。瀬戸内海沿いを走る呉線のようで親近感がありますw


車窓から謎の大きな岩と北海道の海。

地元の上品なおばちゃまと隣になりまして、

旅行?何処まで行くの〜?

余市のニッカウイスキー行くんですよー

なんて話してたら親族が昔勤めてて良く飲みに行ったわ〜w 当時は飲み放題だったからね〜w


まっさんの嫁さんのリタさんを学生時代に友達と宿舎まで見に行ったわよ〜♪

なんて会話しながら小樽まで過ごしてみたり


そんなこんなでたどり着いた

小樽駅に石原裕次郎のホームが。



ホームが凄くレトロで素敵。

時計とか、ランタンのようなものをホームの柱に飾ってたり。

タイムスリップしたみたいな景色。

山と海に囲まれた街並みです。


そんなこんなで大体2時間30分程でしょうか。

ボチボチ電車に乗りまして念願の余市‼︎


そして余市と言えばニッカの余市ウイスキー蒸溜所。という事でバーン♪

石造りの建物に赤い屋根。

曇り空でも良く映えます


中に入ると敷地がとにかく広いです。

何だかどこまでも続きそう。さすが北海道。

普通の見学コースに参加しましたー。



大体は外から見るので中の様子はイメージしないと。先ずはキルン塔。二階建てになってるみたい。

二階の床は細かな網網の格子状みたいになってて、発芽させた麦芽を一面にワサって敷いた後、下からピートを炊いて燻煙乾燥してたんですて・・

今は使ってなくて使用したのは創業30年程みたい。

現在は海外のモルトを購入して使ってるようです


生産量多いですしね

とても間にあわないよね。


このエリアは麦芽の粉砕室や糖化室。発酵タンク室が隣あってます。

乾燥の終わった麦芽を粉砕したり、そいつを糖化室で65度で麦汁を作り、発酵タンクで8%位のウォートを作るようです。建物の間にステンレスパイプみたいなので送りだして便利そう。

辺りに甘くて良い香りに包まれてました。


ビール造る時の麦汁段階の香りとか、イーストを発酵させる時の様な香り。林檎みたいな香りとか



そうそう。余市は昔ながらの石炭による直火蒸留。

手前から4基の初溜釜、今は未使用の当初の小さな蒸溜釜それから奥に2基の再留釜の7基のポットスチルが並んでます。丁度、蒸留中で4基の釜に石炭をくべてる最中でした。釜が開くと熱気が凄い。一気に温度が上がります。迫力満点。1000度位まで温度が上がるみたいですよー。


まっさんの住んでたお家もあります。

和洋折衷。窓ガラスの奥に障子。

色合いも素敵♪


ウイスキーの詰められた樽を熟成してるウェアハウス。25鍊程あるみたい。

床は土。少し冷んやりしてます。

山崎とかも同じ感じですねー。

クラシカルスタイル


ツアーの後に余市ノンビーテージ&スーパーニッカ&アップルワインの試飲を経て有料テイスティングルームへ。歴史の展示室を抜けた奥にあります。

カウンターには歴代のウイスキー等色々飾られたり、昔のポットスチルを囲むように円形カウンターがあったり。メチャカッコ良くてテンション上がっちゃう♪

時間の関係でレストランは間に合わず、、

残念。今回は時間に阻まれる事が多かったです・・

基本朝行動だなと学習しました。

美味しそうなスコットランド料理とか沢山あったんだけどなぁ、、


まぁとにかく雰囲気最高のロケーションです。

曇り空スタートからの小雨が降ってきて、その後はしっかり土砂降り。テイスティングルームでゆっくり過ごすとまた雨が止んだりして。

天気もスコットランドみたい。

雨は降り続かない。

フードのあるウインドブレーカーとかあったら何の問題も無さそうです。

ピーカンの景色も素敵そうだけど、こんなどんよりな空もスコットランドっぽくて、これもまた素敵。


この余市の街にはワイナリーも沢山増えてて魅力一杯な街だなぁ。また来れる事があればゆっくりそちらも周ってみたいものです。


さてさて暗くなる前に小樽へ移動しようかなと思い余市の街を後にしました。


続く。


記 やっしー