敬老の日です。
最近加わったわが家の日めくりカレンダーの一つに、
ある方のエピソードが載っていました。
そのエピソードは
以下の通りです。
☟
Aさんは高校時代に進路を決める時期に
体調を崩して学校を長期欠席を余儀なくされ、
それが原因で夢であった大学進学が叶わず
家業を継ぐこととなり、現在に至ります。
現在、家業は息子さんに譲られ、
自身これからどのように生きようかと考えていた際に、
一度諦めた大学受験にチャレンジしました。
そして、
職務経験者の特別枠入試に挑み、
某難関大学の政治経済学部に合格しました。
年齢は、68歳でした。
・・・
この話をご覧になり、
皆さまは、何を考えられるでしょうか?
厚生労働省が今年7月30日に発表した
簡易生命表では、
昨年(2020年)の日本人の平均寿命は
女性が87.74歳
男性が81.64歳
でした。
(ちなみに、男女ともに過去最高を更新)
では、
先の男性Aさんが
4年生大学に通い卒業される時は
72歳
・・・・・・
つまり、
せっかく勉強しても
それを活かせる期間は10年程度
・・・・・・
ということに(データ上ではそう)なります。
「だったら、
わざわざ勉強してもしょうがないんじゃない」
という人は、
とても残念な人
です!
あ、
そう言えば
私がクラブを運営していた際にも
多々いらっしゃいました。
「やってもしょうがない」
「(お金やエネルギー等が)見合わない」
etc.
なんていう人が。
ある意味、分かります。
➠やった分だけ
その分、何かが欲しい
➠(金・時間・エネルギー☛)ただでやっているわけじゃないんだから
・・・
そうですよね。
でもね、
これを言い始めたら本当にキリがないと
私は思うのです。
「費用対効果が~」
なんて言葉を持ち出す方もいらっしゃいましたが、
もうここまで言い出したら
「ご自由に」
という他は、言葉はありません。。。
「よほどこれまでのご自身の人生が、
思うようにいっている方なのかな?」
と感じてしまいます。
話しが脱線しましたので、
タイトルに戻ります。
「やってもしょうがない」
という言葉ですが、
これは
今まで何かをとことんまでやったことがない人間が吐く
言い訳にしか過ぎない
と、私は見切っています。
「じゃあどこまでやればいいんや!」
と言われそうですが、
一方
『自分はどこまでやれますか?』
『人生は何年続きますか?』
という問いに答えが出せる方、
いらっしゃいますか❔
そう、
きっと誰も分からないのです。
だから、
今のその時その時を、
真面目に正直に一生懸命にやる
のです。
そして、
チャレンジする
のです。
それ(その姿勢)が
“生きる”ということを
大切にしているということなんだ
と私は信じています。
逆に
それ(その心や姿勢)がなく、
「自分中心に他者や目の前の物事を色眼鏡で見たり」
「すぐにお金や時間やエネルギーを引き合いに出したり」
しても、
それこそ全くもって無意味なことなのです。