お正月と言えば
・・・
サッカー天皇杯
ですね。
コロナ禍の中、
選手、スタッフ、チームはもちろん、
運営サイドにとっても
これまでになく
とても難しい大会でしたが、
素晴らしい決勝戦、
川崎フロンターレの優勝で幕を閉じました。
さてさて、
今回は少し
サッカーについて深掘りしたいと思います。
天皇杯と言えば
・・・
私は
日産自動車(現横浜Fマリノス)を思い出します。
今から約30年ほど前、
今年の川崎フロンターレのように
国内では無類の強さを誇っていました。
その礎を作ったのが、
日本代表の監督も務められた
加茂周 氏。
天皇杯を4回制した
日本の名監督の一人です。
で、その後
加茂 氏は、代表監督になり、
日本代表が初めてW杯アジア予選を突破する
その直前で、
監督を解任されることになるのですが
・・・
そこでも言われていたことがあります。
「(日本チームは)相手を崩せない」
と。
これは
その4年前のドーハの悲劇の際
当時の監督(※代表初の外国人監督)
ハンス・オフト氏も
同じようなこと(課題)を
口に出されました。
『試合(相手)を壊すやりかたを
日本の選手に教えきれなかった』
と。
あれから
日本チームはアジアを突破し、
ワールドカップに出場することは
ほぼ当たり前のようになってはきていますが、
この課題は克服できているのか・・・
ふと考えることがあります。
30年の時を経て、
本当に「この課題」は
克服できているのだろうか?
と、いうこと。
課題は、
“得点力不足”
・・・。
近年の代表の試合を観ても感じることです。
原因は、
ボールを奪われない(奪われたくない)
に固執(?)し、
縦方向(アタッキングサード)にボールを送り込むことができない。
前回(2018年)のW杯前に
監督と共に
この課題にガチで向き合ってきましたが、、、
ご承知の通り、
本大会前に監督が変わり
この挑戦はどこかにいってしまった
ような気がしてなりません。
わが子が
育成年代のサッカー大会に出るようになって
感じます。
「縦に鋭い攻撃をするチームは少ないな」
と。
ドリブル、パス・・・
ボール保持はもちろん大切ですが、
☞攻めるとは何か?
☞勝つために必要なことは何か?
日本の子どもたちに
まだまだこのことが伝わっていないな
と感じます。
子どもたちが
これからの日本を担っていきます。
これは、
サッカーに限らず
他の何事も同じ。
子どもを導く役割が、
私たち大人にはあり、
その責任はとても重大なのです。