「成長痛」という用語は

 

スポーツにとどまらず、

 

一般の生活の中でも

 

頻繁に用いられている言葉(呼称)ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

しかし・・・

 

『いわゆる成長痛』

 

というものは

 

骨端症やスポーツをすることで起こりやすい

 

スポーツ障害とは

 

そもそも分けられる(別)もの

 

で、

 

(※海外のことは分かりませんが)

日本では

 

「育成年代で関節が痛い」

 

となると

 

一律、

 

「成長痛」

 

という言葉で簡単に片付けられてしまっているような

 

ところがあるように多々感じます。。。

 

 

 

 

ではでは、

 

その成長痛とは??

 

・・・

 

医学的に成長痛という用語が初めて用いられたのは

 

古くは今から約200年も前、フランスの論文においてです。

 

当初は、“リウマチ性疾患”と関連する疼痛(とうつう)と考えられていたようです。

 

それからまた、約100年後、リウマチ性疾患との関連は否定的とされ、

 

さらにその後は、

 

「器質的疾患の明らかでない疼痛」

 

と考えられるようになりました。


さらにさらに近年では、

 

家族背景や心因との関連を示唆する報告もなされるようになったり、

 

様々の要因の関与が検討されてきましたが・・・

 

いまだに痛みの原因は分かってはいないのが実情です

 

 

 

つまり・・・

 

はっきりしない(原因が不明な)痛みがある

 

ということを知っておく必要があります。

 

 

 

 

また、

 

「その『いわゆる成長痛』は、

 

 小学生以降、痛みの頻度は自然に少なくなっていく」

 

ようです。

 

 

 

つづく