北海道胆振東部地震で発生した地震で被災された皆さまに
謹んでお見舞いを申し上げます。
今日は、
次のカタールW杯を目指す、
新生サッカー日本の初陣でした。
このたびの試合(キリンチャレンジカップ2018/コスタリカ戦)
中島選手、堂安選手、南野選手・・・
攻撃陣では、とても楽しみな若手プレーヤーが先発出場。
ただ、その代表チームの中で、
自身がとても注目しているプレーヤーが途中からピッチに入りました。
それは、追加招集ながら、唯一プロ入り1年目で代表に選ばれた、
川崎フロンターレの守田英正(もりた ひでまさ)選手、23歳です。
その守田選手ですが、
所謂、サッカーエリート街道を歩んできたわけではありません。
高校1年生の頃から少しずつ試合には出るようになっていたそうでが、
結果的に3年間で全国大会出場はゼロ。
近年、
育成年代(殊更、中学卒業まで)
クラブチームに優れたプレーヤーが集まる日本の中で、
守田選手は
クラブチームではなく、中体連(中学の部活動)出身。
高校時代の監督が入学当時を振り返り、
記者の取材に、次のようにコメントされています。
「(強いところではあったけれど)並の選手でした。
ボールを扱う技術についても普通よりちょっとだけできるね、という感じでしたよ。
ボールを落ち着かせる力やさばく力はあったと思います。
ただ、それがJ(プロ)のレベルかと言うとそうではない」
ただ、その中でも際立ったものが2つあったそうです。
それは、
責任感の強さ
と
走力。
高校時代の監督は続いて評します。
「中体連の子は『自分は中体連だから』と引け目を感じている子が多いんですけど、
(守田選手は)その中でクラブチーム出身の同級生たちに負けずにコツコツと積み重ねをしてきて、
芽が出てきたのかなと」
「ああいう選手が出てくれることはうちにとっても励みになる。
もともとずっと代表できたわけではない。
叩き上げでチャンスを生かして入ってきたので。
僕たちにもああいう先輩がいると、チャンスがあるから頑張れるぞと。
そういうメッセージをあいつはだいぶ、自分の生きざまで伝えているかなと」
・・・・・・
正にその通りだと思います。
守田選手は、
母校の金光大阪高校の後輩だけでなく
私たちにも力を与えてくれます。
サッカーをしている
サッカーをしていない
関係はありません!
上に上がってくるのために必要なことは、
“やる気”
と
“行動力”
です。
『自分の意志により行動を起こすこと』
『行うと決めたことを怯まず徹底してやり抜くこと』
それこそが、
日本代表選手に求められるものであり、
人生を歩む上において大切なものだと
アレグランでは考えています。