「100回叩くと壊れる壁があったとします・・・」
という言葉をご存知でしょうか?
(これは例えば1,000回でもよいのですが、10回ではさずがにダメです!)
この言葉
・・・
何のことかといいますと
・・・・・・
現日本テニス協会理事強化本部副部長、松岡修造さんの
「君が次に叩く1回で、壁は打ち破れるかもしれないんだ!」
という意味の熱いメッセージです。
『100回叩くと壊れる壁があったとする。
みんな何回叩けば壊れるかわからないから、
90回まで来ていても途中であきらめてしまう』
この「100回叩くと・・・」という言葉は、
私は“真実”ではないかと思います。
人は一生懸命努力する中で、
なかなかゴールが見えずに不安になったり、
諦めてしまうことが多々あります。
勉強やスポーツ、子育て・・・
やっているにも関わらず、
成果がなかなか現れない。。。
だから、やり方が間違っているのでは?
自分には無理なのでは?
と考えてしまいがちです。
ただ・・・
最後に幸せをつかむ人(つかんだ人)の大半は
「大会前、入試前の苦しい時期にそう感じた」
と話します。
つまり、
自身の心から生まれる不安や苦しみを乗り越え、がんばり続けた人こそが、
勝利や合格といった成果を手にすることができるのです。
23年前の1995年、テニスの世界4大大会の一つ、ウィンブルドン選手権。
松岡修造さんは、日本人男子として62年ぶりにグランドスラムベスト8進出を果たしました。
強者が発するこの言葉の意味をかみしめなくてはなりません。
(※松岡さんご本人は、自身を“弱い”と言われますが・・・)
「がんばれ!」
と、子どもに言う前に
まず大人が、信念を持ち、粘り強くチャレンジする姿勢を
見せていかなければなりませんね
希を捨ててはいけません。