男性性社会と女性性社会 | こころに基盤のある暮らし〜暮らし方・生き方の再選択〜

こころに基盤のある暮らし〜暮らし方・生き方の再選択〜

時代の変化にも流行にも変わりゆく身体の状態やライフステージの変化にも流されずに、その時の自分の暮らし方、働き方を最適に選んで行こう

今、時代は

自分の役割を思い出し、活かし合いながら

パズルのピースをはめていくように補い合う社会に変わってきています。

 

 

私がリラクゼーション業界で仕事を始めた2002年頃は

男性性が優位な社会でした。

 

 

この頃

とにかく結果(数字)重視。

売上重視。競争して蹴落とす、他者・他社より上に上に!

それを為し得るためには我慢と忍耐は当たり前!の根性論。

正しいか正しくないか

善か悪かの二元論。

 

これが男性性エネルギーが優位という状態。

 

 

リラクゼーションサロンに来店されるお客様の訴えも

 

 

明日また頑張れるために

明日のプレゼンの資料を作りきるために

徹夜明けの身体、ちょっと整えてまた仕事に戻るために

 

忍耐と我慢を続けるために

限界値に来ている身体をちょっと休めたい

 

競争に打ち勝つためのケアでした。

 

 

 

 

言い方荒っぽいけれど

ガッツリ強い圧で揉み、スイッチをさらにオンするような・・

 

 

2012年、宇宙エネルギーが大きく変化したと言われ

その少し前から確実に、お客様の訴えが変わってきました

 

 

 

 

癒されたい

気持ちを落ち着けたい

本音を言える場がない(ここでなら言える)

それが正しいとだけは思えない(別な見方があってもいいと思う)

 

 

そう

 

「このままでいいのかな?」

「これって自分が求めていた結果だったのかな?」

 

そういった疑問につながるようなセリフが次々と出てくるようになったのです。

 

 

 

 

もっと早く

もっと便利に

もっと高く

もっと大きく

もっと、もっと・・・と望んだ結果が

 

あまり満たされたものではなかったことに気がつき始めたんですね。

 

 

もっと休みたい

もっとのんびりしたい

もっと好きなことをやりたい

もっと楽しみたい

 

 

豊かになったはずが貧しくて

便利になったと思ったら不自由になり

あまりに「やること」が多すぎて

何が大切かもわからなくなってきて

 

気がつけば「自分探し」がビジネスにもなっている。

 

 

 

その2012年頃から変化したものは

 

男性性が優位だった社会から

女性性が優位の社会への変化

 

いわば「陰」と「陽」が反転するくらい大きな大きな変化が起こったのです。

 

女性性エネルギーの優位な社会に変化したときに

何が変化するかというと

 

とにかく結果(数字)重視。

売上重視。競争して蹴落とす、他者・他社より上に上に!

それを為し得るためには我慢と忍耐は当たり前!の根性論から

 

共存や愛情、平和など心の安定や充実(目に見える数字などではなく心の充実感)

人と人との繋がり・・

それらを起点にした循環社会。

 

成功の定義も全く違うものとなりました。

 

数字の結果よりも

自分や周りの心が満たされているか、ということ。

 

 

 

定年まで勤め上げ、職業としての肩書きやキャリアよりも

今の時間を充実して

自分らしく生きられる人生を選択したい

 

定年という、会社(外)が決めたことに従うのではなく

自分が本当にどうしたいか(内)の声に従う選択も

あっても良いのではないかという人が増えてきました。

 

 

私もその一人です。

 

 

 

リラクゼーションサロンに求められることも

 

技術だけでなく

気持ちいい

心地よいという

気持ちの満たされ度を求めるという変化が起こってきました。

 

 

 

 

おかげさまで

私は、これらの時代背景ごとを丸ごと体感してリラクゼーション業界にいたもので・・

少しづつ変わってきたお客様=人間の心理状態を

いち早くキャッチして

 

(単なる勘で)

自宅サロンを開始するときに「女性」の笑顔につながることをやりたいと思い

女性限定、女性がまずは元気に輝けるお手伝いからスタートし

どんどんと役割を変えてきていたように感じます。

(この役割の表現をしてこなかっただけで)

 

 

 

「女性」が心地よく満たされ笑顔でいること、喜べていることで

「男性」はもっと喜ばせたい!と思う生き物。

妻が、お母さんが笑ってご機嫌なだけで、家庭も職場も明るく和気あいあい。

女性の喜びは、家庭という小さなコミュニティーをどんどん変化させていきます。

 

 

女性性優位の社会になってきて

 

 

今までと同じ考え方

今までと同じ生き方

今までと同じやり方では

どんどん苦しく限界を感じてきている人も多くなり

嘘や偽りではいられなくなってきています。

 

 

 

その感覚は間違ってない

だってもう自然界ごとがそうなんだから。

 

 

 

長い間、自分の本音を押し殺して

我慢して人に合わせ、人目を気にして頑張ってきた人ほど

苦しくなっているかもしれません。

 

 

 

会社勤めが悪いわけではありません。

ただただ

会社の言いなり

会社に人生を取られ、何のために働いているのかすらわからなくなっている状態ということ。

 

 

一人一人が自分の中の本音に気づき

根性論で我慢していたことから自分を解放し

自然界の流れに逆らわず

「本音、本当はどうしたかったか?」

「本当はどう思っているのか?」

 

 

最初はそれすらわからないくらい

ガチガチに不要な鎧を身にまとっているかもしれません。

 

 

 

私が2009年に自宅サロンを開業したときに

あまりにも「我慢に我慢を重ねている」心身の方ばかりでびっくりしたのが本音です。

 

 

自分の本音に蓋をして

 

世間の目を気にして

他人の評価を気にして

 

 

我慢していた、頑張っていたことにすら気づくことすらできなくなっているくらい

他人の人生を生きてしまっている感じでした。

 

 

 

 

それは

過去の自分自身が一番そうだった・・

 

 

 

そのときにはあまり伝えることができなかったけれど

今だからこそ、なぜそうなっていたかもわかります。

 

 

まずは身体の感覚から感じること

状態がわからなければどうしていいかがわかりません。

 

いきなり心の状態にアプローチするより

心の状態が出ている身体の状態を知る。

 

段階が必要です。

 

 

 

身体に触れることは心にも触れること

「触れる」ことは、多くの感覚を取り戻します。

 

 

本当はどうしたかった?

感覚に素直になること、蓋をしていた感情に気づくこと

 

 

何か違う

どうしていいのかモヤモヤしている

 

 

その正体が何であるか

 

そこだけを一人で見てもわかりにくい。

そんな時はぜひお手伝いいたします。