そう言えば、書いてるよ

そう言えば、書いてるよ

物の哀れに掴まれて、こういう時代に生きるしかなければ、少なくとも自分の心で。平安時代の娘だな。

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大衆演劇を見始めた10年前は物凄く熱心になって、7月から2月までほぼ毎日見た。

 

人生の一番黒い時期に救われた大衆演劇に恩を返すため、一般の人にずっと大衆演劇の話をしてたが、分からなかったから「時代劇と新舞踊」だと説明したら、多くの人に「ああああ、早乙女太一がやってたやつ」と言われてた。初めて太一さんの名前を聞き始めたのは、大衆演劇を説明しようとしてて、どの劇団にない名前を出してくれる一般の方から。

 

何人にも言われて、この早乙女太一って、誰?と思って、ネットで調べたら「流し目王子」と20代前半の太一さんの写真が出てきて、「何が流しそうめん王子?チャラいのいらない」と偉そうに思って、あまり興味を持ってなかった(ご先生!!お許しくだされえええええ( ノД`)シクシク…)w

 

5年ぐらい全然知らないままでしたが、劇団朱雀の復活公演の時に親友がチケット2枚を持って、一緒に見ない?と誘われたから新宿のものすごく大きい劇場のほぼ最後の列から観劇出来た。自分は本当にバカだったと思いながら、一機に目線を広まれた。

 

お芝居はねずみ小僧。下手の席に上る太一さんを今も覚えてる。でも、芝居よりも舞踊にやられた。あの構成、あのテクニック、全部火事のように後ろの席までに上がって、焼き鳥のように焦げた客席の皆がよい匂いしちゃった。

 

でも、大衆演劇に過保護だった自分が、好きにならない口実を探し始めた。でもさ、毎日同じ舞踊だから、大きな舞台だから、裏方がいるから、照明だって、音声だって。今はなぜそうなってたかはっきり分かるが、大衆演劇より自分?を守ることに必死だった。遠すぎる存在に憧れたくなかったとともに、複雑な感情を抱いて、なぜか遠くでいてほしかった。

 

でも、近くで見たいなと思ったら、ステージでグッズ販売してたので、行きたくなった。お見送りぐらい苦手な私、この不思議な存在に近づいて除くため長く悩んで、ついに並ぶと決心したら最後になった。大きな劇場に、5年も名前だけ聞いた早乙女太一を除くため。目の前になって、これくださいと言ったら、「完売しました」と無情な顔で言われて、パンクした私が急いで別のものを選んでお支払いに移動しようとしたら、むちゃ真顔でまっすぐ目に見られて、「握手」と命令された。「は、はい。ご苦労様です」と言って逃げたw

 

いつもクールな存在で胸を張ってるこの私、ある人を除くため長く並んで、叱られて、焦って逃げた(笑)。

 

叱られてないと思ってる人、あの目を見てない。お前ちゃんと挨拶しなさいと完全に言ってた!!

 

それは気になった一歩目だったけど。

 

その時から、SNSでフォローし始めたが、相手誰であろうも気楽な態度をとっちゃう自分がライブ配信でコメントしても質問してもちゃんとした言葉選びしてなかったかもしれません。ある日はライブ配信中に相変わらず気楽なコメントをして、自分の中に冗談だったけど、コメントを読み始めたら途中で止めて、無視して次に進めました。

 

えええ、と思って、何よ!!!と思って、めっちゃ怒ってライブ閉めてしばらく見てもなかった。w

 

それは、気になった二歩だったかも。認めたくなかったけど。

 

初めて?篠原に出番した時も、実は見るチャンスがあった。大五郎はんが13日に秘密企画があると宣伝して、太一さんだろうなと思って、席も取れれたのに自分が地方に観劇しに行く予定があったから無視した。今はローソンチケットの戦に毎回出る自分の顔をたたきたいぐらいバカだった。

 

でもやはり気になって、2023年は亀有に一人で朱雀公演を観に行った。また遠い席でして、公演中に地震もあったが、一番震えてたのは自分の中の何か。心臓の縄が緩んでしまって、ファンクラブに入りました。誕生日イベント、篠原出番と着物トーク、ちょこちょこ生で見る機会が増えながら、TOKYO INSIDE CLUB にたどり着いた。

 

ファンクラブに入って数年たってるが、自分は太一さんの「ファン」だと言いたくない。もともと押し、癒しなどの人間らしさがない言葉が好きじゃなくて、大衆演劇を観に行くときも「誰ファン」と聞かれるのは嫌い。いつも「劇団ファン」と言いますが、正しくいうと「舞台ファン」。そう、演芸ファンの自分は舞台を裏切った役者に秒で冷めて、観れなくなるぐらいがっかりする。

 

自分が生きることが出来なかった人生だから、本物の役者があざとい声で「きゃああああ」と言われるべきものではなく、「立派だった」と言いたくなる憧れものであるべき。だから小さいことに怒ってしまって、観に行ってもあまり目合わせない役者も今までいくらでもいた。

 

舞台を愛してる自分は舞台を愛してるものが仲間だと偉そうに思って、人間だと忘れたくない。人間だからこそ、また頑張れる、成長出来る、もっと習える、その成長気分で毎日自分に挑戦かけるものが好き。

 

パロットのように意味も分からない時代劇のセリフを言うもの、特別編出でもないのにカラコンばかりしているもの(特にお芝居)、芝居か舞踊、自分が得意であるもののみ頑張るもの、やはり嫌い。いくらいい子達であっても応援したいけど、心の底から尊敬出来ない。

 

大衆であろうが、下品ではないから。逆に素敵なものを簡単に一般の方に届く大事なミッションがある芸術だから。

 

そこに、いくら私を叱っても、いくら嫌われても、自分の中に特別な場所を作れた太一さんがいる。

 

多分大ファンに聞いたら、早乙女太一が格好いい、イケメン!!と言われるが、自分が太一さんのことを聞かれたら、「センスの高い、賢いプロデューサー」だ。ある意味で、ビジネスマン。演出が素敵で違いないが、その前に素晴らしく感じるのは自分の中にある世界の色んな角度も、いろんな影もスポットライトの下に表現できること。将来は役者とともに、プロデューサーや監督のキャリアがかなり広めれる気がする。

 

あの賢さや渋さが好き。そして、珍しい新鮮さもある。一緒にいると、馬鹿馬鹿しいことが多く言いそうだし、真顔で冗談してその後自分でにやけそう。勝手な想像だが、友達として本当に楽しそう気がする。ファンと格好つけて低い声で喋りそうだから、自分がファンじゃなくて、同じ人間として飲みに行きたくなる。普通の人間として、何が苦しんでたか、何が喜んでたが、何が乗り越えないと思うと怖がってるが、お酒飲みながら聞いてあげたくなる。無理やろうがw

 

でも、いつか同じ店に行ったら、別のテーブルでも真正面で座りたい。あの殺す気で相手を守れそうな目線の一ミリも見逃さないように。怖いと言われるとおっしゃったが、個人的にその目線が一番好きなところ。話さずに会話できそう。

 

色々書いてまだ本題に入ってないが、INSIDE。

 

5回見た。毎回ドキッとした。毎回秒で終わりました。一番好きなところは構成、曲選択、演出プランと他の出番者選択。全部、一ミリずつ、完璧だと感じた。思ったじゃなくて、八識で感じた。もう五感どころじゃなかった。

 

今回の舞台はね、フルーツタルトのようだった。

 

構成がタルトの生地、太一さんの編出が中のアーモンドスポンジとカスタードクリーム、男性パフォーマーがホイップと女性ダンサーがフルーツ。瑞々しく、どろどろの多肉果なジュエリーだった、一人ずつ。本当に自分の胸を踏んで真っ赤薄衣に巻いてくれたダンサーでした。

 

大好きな可愛いっ子ちゃんが、タルトの上のチョコプレート。チョコペンで「賛成」と書いてあったかしら?(笑)

 

公演中にネタバレしないようにあまり書いてないが、もう内容に関していくらでも書かれてるから、私のレビューが不要かと。

 

ただ、これを言わせてもらう。

 

早乙女太一の舞が妖怪の術だ。自分のすべてその舞に入れ込んで、砂漠に吹きそうなファイヤー風で客席を巻き込んで、息ができなくなるように優しく舞の手で首を握って、心臓に真っ赤な傷を残したまま火の台風が落ち着いて席に戻される。

 

確かに繊細で両性的な狐だが、立ちのエネルギッシュな舞踊になったら世界を壊すような力を出して、もう劇場が崩れそうぐらい全員で板を叩いて、終わったら客席のみんなを叫んでるその瞬間がたまらない。

 

千秋楽の最後の舞踊の時にもう目で見るじゃなくて、自分のすべてのブレーキから力抜いて夢中で興奮したところ、舞扇を壊したら声を出してしまいました。正直、感じた。これは早乙女太一の舞の術だ。

 

まだまだ足りないな。お芝居はまだ全然見てなくて、大衆演劇のアドリブ舞踊ももっと見たい。一番見たいのは、これからの成長。

 

舞踊で言うと、自分の中で早乙女太一が日本一。

 

でも、大衆演劇のお芝居ならまだあの人に勝てない。

 

映画とドラマが、わざと控えてる。衝撃的な経験をして、法返しがつかないどころまで押されたから続きを見なかった。

 

「六本木クラス」を見て、鳥のシーンで止めた。これ以上見たら、自分が手に届かないところに行くと思って、止めた。憧れすぎない、ほどほどに大衆演劇役者のように近くで見たい。才能の衝撃な爆発に巻き込まれたら、もう近づけたくなる気がする。

 

マルで見て大丈夫でしたが、あの時の自分好みの全力編出を未だに避けちゃってる。単純に、好きすぎになりたくないかも。

 

日本版のジョーカーをやってたら、観る。その役、太一さんしかない。その時にもう自分のものにしていい覚悟で観に行く。その時まで、落ち着いた応援者でご勘弁を。

 

冷静に応援するのは一番。押し癒し良く分からない殿、神などなど、自分らしくないし、好きでもないから。

やってる人が悪くなくて、私が苦手だけだね。

 

だって、私が見てる公演の半分以上の回数に扇を落としてる太一さんが好きw

 

冷たくて完璧なテクニックの舞踊ではなく、暖かく激しく舞い上がる優しい狂乱が好き。

太一さんの一番好きなところは、毅然と自分を超える自分を探し続ける挑戦魂。その勇気にずっと応援したい (^^♪

 

ファンになりすぎないように気を付けながら。(笑)

 

いつか同じバーに言ったら、梅酒ロックを飲みながらたくさん笑いたい。無言でも。

 

TOKYO INSIDE BAR も悪くないかも。

 

Ciao 🌹