こんばんは。
本当は昨日の続きを
主人を空港へ連れていく途中で
書いていたのですが
それ以前のことを書いたブログを
アップしないと
話が繋がらない気がしたので
少し前に書いたブログを
アップしていきます。
このブログの続きになります。
主人の名前を呼びながら
先生が主人のところへやって来た。
いつもとは違った接し方。
先生自らが
主人を診察室に連れていくなんて珍しい。
主人は電話するのをやめて
診察室へ。
わたしもどうぞと言われたので、
診察室へ。
診察の内容をお話する前に、
先日主人が
元々通っているクリニックではないところを
受診して、
勝手に眠剤だけ出してもらっていた。
と書いたと思う。
(これ♡)
そのクリニックには英語の堪能なスタッフが
揃っているそうで、
主人が言うには、
もちろん眠剤が欲しかったのだけれど
それ以外にも理由があった。
と。
わたしなしで診察を
受けたかったのだそうです。
わたしがいると先生の前で
話せないこともある。
それにわたしが全て訳しているのかも、
正確に聞き取っているのかも分からない。
いつもコントロールされている気分だ。
と、言われました。
これまでも主人が1人で診察受けれた方が
本人にとってもいいだろうに。
と思っていたので、
そこは理解出来た。
英語のことはそう言われて悲しいけれど
わたしの英語力はまだまだなので
言われても仕方の無いこと。
コントロールされていると
感じることについては
わたしはしているつもりはなくて、
ただルールを作っていると思っている。
そのルールを守れないなら
無理ですよ。
という意味。
共依存で主人に干渉しすぎているのかな?
ただ主人にだけ降りかかることならいいけれど
わたしに降りかかることや
誰かに迷惑かけることは
阻止したいと思ってしまうんだな。
主人から
1人で診察を受けたいと言われて、
そうだよね。
と思った反面、
わたしは不安になりました。
ひとつは、
これまで散々やらかしてきた主人。
どのお薬をどれだけ処方されたか
分かっていたから
ODした時に早めに気づけていたけど
それが出来なくなる。
何かやらかした時に
先生とどんな話になって
今の治療を行っているのか
救急隊や病院で説明できなくなる。
そしていい先生だったけれど
アルコール依存症専門ではない精神科で
主人の状態に合っていない薬を処方されて
高層マンションから
飛び降りようとしたことがあったので
専門では無い精神科の先生に
見て欲しくなかった。
それに今の先生でここまで良くなれたので
今の先生のままでいる方が
安心できた。
あともう1つ。
どこかのホテルのような雰囲気の病院は
信用出来ないです。
そういう雰囲気の病院全てが
良くないとは断言できませんが
ここではその理由は明かせませんが
信用出来ません。
それと、
見れる科を沢山上げているクリニック
ありますよね。
それも先生が沢山いるのなら
納得できますが
ひとりや2人でそんなに見れる訳が
ありませんから。
英語の通じる
そのクリニックを受診後の主人と
話した時、
そのドクターは主人のような症例を
何例も見ていると言っていた。
だから信用出来る。
と言っていました。
ところがその日診察が終わって
先生からそのクリニックに
なんの薬出してもらったか確認してくれる?
それ聞いてから薬処方するからと言われ
わたしが電話をすると、
まずは受付の方が出ました。
そして、担当した医師は今診察中のため
お待ちくださいと言われ
待ちました。
10分も経たないうちに
折り返しの電話を頂きました。
そしてどの薬をどの容量用法で
何日分処方したのか
教えていただきました。
そして最後にわたしは
確認しました。
失礼ですが先生は
精神科の先生でらっしゃるのですよね。
と。
すると先生は
内科医です。
失礼ですがご専門は?
今後主人がそちらに伺っても
見ていただけるのかどうか
確認したかったので。
総合的に内科を見ています。
総合診療科と言うことですか。
いえ、そういうことではなく、
こちはにはいろんな方が
いらっしゃるので
その中でも内科的な疾患の方全般を
見ているということです。
そうなんですね。
見ていただきたいという時は
見ていただけるのでしょうか。
もちろんですよ。
ここでわたしは
この医師は信用ならないと思いました。
なぜなら開業医は
自分の専門以外の分野の患者は
専門病院へ振り分けるのが
普通だからです。
もちろん振り分けない医師も
たくさんいます。
でもそれは正直ではない医師です。
内科と精神科とでは
まず科が違います。
それに今は精神的病を抱える方が
ほかの疾患で病院を受診することは
よくあります。
現代の医療は専門性が重視されるので
ジェネラリストよりスペシャリストが
育てられるようになってきています。
主人が4月に受診したクリニックは
精神科でしたが、
それでも先生はおっしゃいました。
アルコール依存症は
自分の専門ではないから
本来ならば見たくはない。
と。
この先生は信頼出来る先生です。
主人に合わない薬を処方されましたが
先生には知らないことを
知らないという勇気がありましたし
正直でした。
ゴールデンウィーク中で
しかも外国人であるため
見てもらえる精神科がなかったので
これはわたし達の自己責任です。
ですがこの医師は
アルコール依存症の治療が
できる訳でもないのに
主人を見れると断言したんです。
きっとこの医師だって
自分の家族がアルコール依存症だとしたら
自分で見ることはせず
専門のところに連れていくと思います。
日本は幸いにも
開業医の場合にかぎりますが
自分で自分のかかりたい病院を
選ぶことが出来ます。
初診料は払わねばなりませんが。
総合病院のスペシャリストに
見てもらいたい時は
紹介状さえあれば、
開業医を受診する時と同じ医療費で
見てもらうことが出来ます。
主人の国の場合、
まずはGPと言って
日本で言う開業医のようなところへ
行きます。
ところがこの開業医、
日本とは比べ物にならないくらい
質が悪いです。
いろんな国籍の方がいる国なので
医師になるために受けた教育にも
差があるようです。
ただGPは自分で選べます。
受診内容にもよりますが
これは基本ただです。
そしてGPが必要と思えば
検査をしたりスペシャリストに会えるよう
手配をしてくれます。
でも検査と言っても、
GPでは採血くらいしかできません。
CTやレントゲンなどが必要であれば
予約をとって別の施設へ
行く必要があります。
緊急性が高い時は
早く出来るよう対応してもらえるようですが
この場合、公立ではなく、
私立の病院になると検査に対し
お金を払うことになります。
妊婦さんが調子が悪いので
エコーを希望したところ
早くて数週間後と言われ
そらなら早く結果が知りたいからと
私立の病院のエコーを
早く予約が取れるからと希望して
エラいお金を取られていました。
私立の病院となると
だいぶ医療費がかさむのです。
さらにその結果、
スペシャリストに会うことになると
1時間いくらとか
日本とは比べ物にならない
医療費になります。
さとえば主人の希望している精神科医だと
1時間で3万弱でした。
スペシャリストに会う前に
紹介状も貰わねばならず
それもタダではないですし、
これらのことを考えると
日本の医療はだいぶ良心的な気がします。
主人の国では
こういうシステムなので
私立の病院に低コストでかかれる
保険が存在します。
主人は日本へ来る際、
この保険を解約してしまったので
自分で全額負担しなければならないそうです。
なんかまた
だいぶ話が逸れた。笑
すみませーん。
何が言いたかったかというと
わたしは主人には
日本で治療を続けるのであれば
信頼出来る精神科に
かかって欲しかったということです。
その先生が英語を話せるのなら
パーフェクトなのだけれど。
そして
せっかくこのブログを
読んでくださっている皆さんにも
信頼出来る先生と出会って
良くなって欲しいと思っていることを
伝えたかったんです。
また!
まとまりのないブログに
なってしまいましたが。笑
偉そうなことたくさん
言ってしまいましたが。
今日も最後までお読み頂いた方、
ありがとうございます♡
これに懲りずにまたきてくださいね。笑