「n番部屋を燃やし尽くせ」 | ダンナが初期のアルコール依存症でした。私は性虐待被害児でした。

ダンナが初期のアルコール依存症でした。私は性虐待被害児でした。

海外在住で、アルコール依存症のダンナをもつ私のブログです
2013年4月 ダンナのアル症に気づく。 14年6月 別居開始。 15年5月 同居再開。 16年10月 死別しました。18年2月 自分が性虐待被害児であることに気がつきました。

「n番部屋を燃やし尽くせ」読了。



ーー韓国で起きたサイバー性犯罪「n番部屋事件」。その深刻な実態を暴いて世論に訴え、被害の拡大を食い止めた「プル」と「タン」2人の女性チーム「追跡団火花」の実録ルポ。

ーー訳者あとがきより


Netflixで映像化もされていますが、私は冒頭を見ただけで恐怖でiPadを閉じました。

本は、被害者への二次加害に配慮され読む側にも安全な書き方になっていたので、読了することができました。


他のマスメディアのように煽るような書き方ではなく、女性2人が被害者に配慮しながら書いているため、随所に賢さや思いやりを感じる文でした。

それでも十分、このサイバー性犯罪の残虐性は伝わってきました。


2人の活動のおかげもあって、韓国では法律が変わったそうです。

性行同意年齢が13歳から16歳に引き上げられ、16歳未満に対する強姦・猥褻は公訴時効が廃止されました。

時効が廃止!羨ましい❗️


日本ではようやく今年6月に性行同意年齢が16歳に引き上げられたけど、時効については相変わらず。私は父を刑務所に送りたいのに。


今まで性行同意年齢が13歳だった事には怒りしかないです。「13歳でもおじさんと性行する判断ができる」としながら「女性はアフターピルを悪用する可能性があるから薬局では売らない。売っても10万円」

とか。も〜💢

女性を馬鹿にしつつ、児童と性行するため必死なおじさん達が法律作ってる事に腹が立ちます。


フェミニズムに関しては韓国の方が進んでいるなと、色んな本を読んで思います。


読みながら何度もプルとタンに「ありがとう!!」と思いました。性加害者に怒り、被害者を救おうと行動し結果を出してくれて、私も性被害者として感謝の念しかありません。


例えば私がこの活動をしようとしても無理です。n番部屋にオンライン潜入捜査中に何回フラッシュバックして治療が必要になるか分からない。健康で愛ある家庭で育った2人だから成しえたのかなと思います。そんな強い2人でも、カウンセリングを受けて治療を受けています。それくらい酷い映像とセクハラをたくさん見なくてはいけなかったのでしょう。


この本を読んで、性被害者を救い、加害者に罰を与えるというカタルシスを感じました。

完璧ではないし、新しい性犯罪は次々に起きているけど、それでも。数人の犯人を捕まえ、実刑42年と34年、さらに足首GPSを生涯つけられるそうです。


日本のニュースで自宅で小学生を15回もレイプした教師が5年で出てくるとか。


https://news.yahoo.co.jp/articles/585acda324c5666ef48fbcbb5f13b021256a4e3a


車で轢いて車内に連れ込み、首を絞めて気を失ったところをレイプ。騒いだので再度首を絞めて殺し、遺体をレイプしようとするも死後硬直で固いからお湯をかけて柔らかくなったところ遺体をレイプ。証拠隠滅のため遺体を列車に轢かせたという男が死刑ではなく無期懲役とか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84093353c62ef8171cc3c35f706d4dd1dae10dc7


腹が立つ判決ばかりです。


子どもへの性暴力は韓国くらい、いやアメリカ並みに厳しくしないと。


今日は松本人志が性暴力ですっぱ抜かれました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fde36f06f2bc66e4782184b27d4418d4ff19d710


男の娯楽って性暴力か、金で女を買うか以外にないの?他に楽しみないんか?

金と女。加害と支配でドーパミンをドパドパ放出させてんじゃねーよ。キモい。


人生貧しくてかわいそうになる。


もっと成熟した人間性のある楽しみを増やせる人が増えますように。




私は今朝、1人でサンドイッチとコーヒー持って山歩きしてきました。気分スッキリ。

せっかくの長期休暇なので窓拭き、床拭き、風呂場掃除などして。カロリー過多だった数日から、内臓を休める野菜スープを作って食べました。




疲れて昼寝40分したら、またスッキリ。

読書しブログを書いています。性犯罪に怒り、快挙の2人にエールを送ります。

地味ですが、楽しく充実しています。


問題はあるので、ひとつひとつ向き合い解決していきます。



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