セクハラ 性虐待の被害者 ・ 加害者 | ダンナが初期のアルコール依存症でした。私は性虐待被害児でした。

ダンナが初期のアルコール依存症でした。私は性虐待被害児でした。

海外在住で、アルコール依存症のダンナをもつ私のブログです
2013年4月 ダンナのアル症に気づく。 14年6月 別居開始。 15年5月 同居再開。 16年10月 死別しました。18年2月 自分が性虐待被害児であることに気がつきました。

セクハラのニュースが多いですね。やっと表に出てきたか、という気持ちです。

いいことです。今まで黙殺されてきた被害が表に出て話し合われている。男性の被害者だって沢山いるはずです。オープンに公平に話せる日がくるといい。

その一方で、セクハラの話はウンザリだとか、セクハラで全てを失った男といった記事もみます。あ、タイトルだけで読みませんけど。

おーい。被害者がどんだけのもの失っていると思うんだ?被害を受けたその時だけじゃない。何年も何十年も苦しみながら生きて。時には仕事を失い、キャリアを潰され。人間関係もおかしくなり男性不信になり。

なにがセクハラで全てを失った男たちだよ。失え、そんなもん。当たり前の結末だ。加害者が同情を求めて正当化しようとしやがって。

被害者は何も悪くないのに、それこそ全てを失い沈黙を強いられ、苦しみ続けるのに。やっと声を上げたら、加害者が「失った(涙目)」って。

そんなニュースを書くやつも上げるやつも、加害者だ。社会問題なのね〜、性虐待もセクハラも。個人の資質だけではない。加害者も、昔に被害者だった場合も多い。自分の怒りを弱い者にぶつけて加害者になってしまう。回復しない被害者は、加害者になる可能性がある、鬱な循環。

なんとかならないのかって思うけど、私に出来ることは、回復し元気を取り戻し、満足出来る人生を歩むくらい。これだって、巨大なミッションだ。

加害者が制裁を受けて反省し、回復して二度と加害行為をしないようになって欲しい。

被害者は痛みと傷を認めて回復に向かい、加害者にならず、自分の人生を取り戻して歩き直して欲しい。そんなこと、私にも出来るのかわからないけど。
失われた年月は長い。8歳に被害にあって、いま45歳。まだ失ったまま。支配され、巻き込まれ、自分は悪くないのに自分を責め続け、人生を翻弄され。38年間。これから回復にどれだけかかるのか。

ひどい犯罪なのに、みんな知らない。


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