やっちまいました。

先日、Moco'sキッチンネタを軽いノリで書いたら、いままでレストランの手作りレシピやら、こだわりの食材やらを書き溜めた記事をはるかに上回る結果だったのです。

なんということか。

で、その顛末を占い師KANAさんに報告したところ、顔を真っ青にしていました。

なんでも、Giroがこれほどメモを取る気にならない料理番組も珍しいと書いてしまったことが、いけなかったようです。

『だめだよ。 速水もこみちはすごく人気あるんだよ。』

『特にイタリアンレストラン好きな奥様は見てるから、悪く言ったらお客さんこなくなっちゃうよ』

『いやがらせとかされるかもしれない』

いや、前記事を読んでいただければ、むしろ好意的な内容だとわかるはずなのですが、ちょっとでも否定的な意見はダメだそうです。

もこみち君を悪く言ったらつぶされる。

 本気で心配しておりました。

なんだか、悪の秘密結社ばりに敵に回したらやばい存在のようです。

そんなアホなとつっこみつつも、気が付けば君づけをしている弱気なGiroでした。

そんなわけで、今回は10月21日、カレー風味スパイシー野菜炒めを、褒めちぎってみたいと思います。

炒めものです。

まず、たっぷりの油の量が素晴らしいです。
真新しいテフロンのフライパンにあれほどの油を注ぎいれることは、家庭ではなかなか出来ないでしょう。

この時点で、もこみち君、第一印象のつかみはばっちりです。

そこに、とんとろを投入します。

そして、野菜、スパイス、順次投入していきます。

ん~、素晴らしい。エクセレントです。非の打ちどころがありません。

芸能界にひれふすただのチキン野郎と思われたくないので、もこみち様の素晴らしさっぷりを解説させていただきます。

 炒めものとは、油を美味しく食べる料理です。
 特に、今回は豚とんとろを使いますので、
 火が通るよりもさらに上のおんど。 180℃以上でこんがりと炒め、
 豚の甘い脂の香りを出しつつ、野菜にそのうまみ油脂を吸わせています。
 もやしもいいですね。
 前回のホイル焼きとは違い、炒めものにもやしは非常に相性がいいです。

 家庭で再現するときは、ディナーだとちょっとおなかにもたれると思いますので、
 昼ごはんがいいですね。
 たっぷりの油をつかい、少し煙が出るくらいまで熱して、豚をこんがりと炒めて、良い香りがしてきたら野菜を投入してください。そうすれば失敗はないでしょう。


一応、もこ様が使ったスパイスの解説をしておきます。

●家庭では、カレー粉 + ガラムマサラでいいと思います。
 あればクミンを加えても。

大雑把な説明になりますが
 ガラムマサラ・・・・カレー粉の香り成分をブレンドしたスパイス。
            辛くないです。カレーの仕上げなどに使います。

 クミンシード・・・・カレーの重要な香味成分のひとつ。炒めると香りが出ます。
           これを常備しておいてカレーに加えるだけで一味違います。

 カイエンペッパー・・・・ 辛み唐辛子をパウダー状にしたもの。 辛いです。

 ターメリック・・・・・黄色いあれです。 うこん  流行りましたね。