美的運活風水コンサルタント
輝く未来を応援する 薫本鵬叶です
皆さんこんにちは。いよいよ年の瀬が近づいてきましたね。今年も残り3日です。1日1日を大切に過ごしたいですね。
前回のブログでは、「金」のエレメンツと関連する部位や病気について解説しました。
「金」は肺や皮膚などの呼吸器、歯や骨などの部位を示しましたね。アトピー性皮膚炎やアレルギー、喘息など身近な疾患も「金」のエレメンツのバランスと関連性があることもお伝えしました。五行と健康は私たちの人生に密接に関係していますね。
今回は「金」のエレメンツのなかでも“肺”に着目してみていきたいと思います。
まずは“太陽にほえろ”や“大奥”など名作で活躍した江波杏子さんです。江波さんは90本以上の映画、そして100本以上のドラマに出演されお茶の間で人気でしたね。しかし、2018年に肺気腫のためご逝去されました。江波さんは1942年10月15日生まれで、命式は【図1】の通りです。
【図1】
命式の中に「金」のエレメンツが強いことから判断すると彼女は身強の金であることがわかります。そのため「金」と「土」のエレメンツが強くなり過ぎるとバランスを崩し、健康問題が生じるリスクが上がると言えるのです。江波さんは2018年10月26日に体調不良を訴え、翌日肺気腫増悪のためご逝去されました。この日の四柱は【図2】の通りです。
【図2】
亡くなられた日の年柱は天干、地支ともに「土」のエレメンツです。さらに月支、日支も「土」のエレメンツですので、非常に強い「土」の性質の日だったということが分かります。「土」のエレメンツは「金」のエレメンツを生じますね。江波さんの命式中にある「金」のエレメンツが強くなり、バランスを崩したため、“肺”に症状が現れたと考えられます。さらに江波さんの月支“戌”とご逝去された日の日支“辰”が沖の関係にあります。 沖の関係については詳しくはまた別の機会にお話いたしますが、“沖の関係”もまた病気の一因を読み解く上で大切な要素です。沖とはエネルギー同士のぶつかり合いを示し、まるで衝突事故のような関係です。以下地支の沖です。沖を起こす時期は細心の注意が必要なのです。
【図3】
江波さんはご逝去された日「土」の強いエネルギーだけでなく沖の影響をも受けたため、症状が悪化したと考えられます。このように病気は複数のエレメンツの組み合わせやバランスからも読み解くことができるのです。
次にお笑いコンビ、「ナインティナイン」のつっこみ役として人気の矢部浩之さんです。
矢部さんは、現在もレギュラー番組をいくつも抱え、テレビを中心に活躍されていますね。矢部さんは吉本興業を代表する芸人の一人ですしかし、2012年に肺気胸に罹患されました。彼は1971年10月23日生まれで命式は【図4】の通りです。
【図4】
命式のバランスから判断して、彼は強い金の性質に属する人だと分かります。「金」と「土」の性質が強いためです。身強の「金」の人にとって「金」と「土」のエレメンツは過剰となりバランスを崩してしまいます。このように自身がこれ以上必要としないエレメンツを忌神と呼びます。矢部さんもまた「金」と「土」のエネルギーのバランスを崩し、健康問題が生じた方だといえるのです。
それでは矢部さんが肺気胸に罹患された2012年9月7日の命式をみてみましょう
【図5】
矢部さんが肺気胸に罹患された日の四柱は年支に“辰”(土)、月干に“己”(土)、 日支に“未”(土)と「土」のエレメンツがたくさん現れます。さらに月支の“酉”(金)、日柱に“辛”(金)と「金」と「土」のエネルギーが強まる日でした。そして“戌”と“辰“の沖も引き金となり、病気として表面に現れたこともみてとれます。矢部さんも江波さんと同様、「金」と「土」のエネルギーの影響を受け、“肺”に“腫瘍”ができたことが分かりますね。
このように「土」のエレメンツが強くなり、そのことによって「金」のエレメンツがバランスを崩す方は“肺”の疾患に気をつける必要があります。さらに今回の例題では「金」のエレメンツの事象だけでなく「土」のエレメンツが象徴する腫瘍も現れていましたね。
次回も引き続き「金」のエレメンツと健康についてみていきましょう。
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