昨年クルーズ旅行をしたときに、イースター島を訪れることが出来ました。
チリ本土から西へ約3,800km沖合の太平洋上に浮かぶ孤島、ラパ・ヌイ。周囲約60km、面積約180km²、北海道の利尻島とほぼ同じ大きさの火山島は、全体がラパ・ヌイ国立公園に指定されています。ラパ・ヌイとは現地語で「大地」を意味し、1722年の復活祭の日にオランダ海軍提督ヤコブ・ロッゲフェーンによって発見されたため、イースター島と名付けられました。
イースター島から約2000km以内に人の住む島が見られないことから「絶海の孤島」とも呼ばれています。
イースター島を世界に知らしめたのは巨大なモアイ像の存在です。島には約900体ものモアイ像が存在しているといわれていますが、建設された目的や製造方法、搬送手段など、多くの謎に包まれています。18世紀頃に起こった部族間抗争で破壊された跡も多数あり、倒壊したモアイ像の修復には日本のクレーン会社も協力したことで知られています。
イースター島には、クルーズ船が入港できる港がないため沖に錨伯して、また、環境保全のため一日に島に上陸できる人数も制限され、3日間に分けて一度だけ上陸できました。
島に上陸して、最初に訪れたのは、アフ・トンガリキです。トンガリキとは、ラパヌイ語で「王の港」という意味で西洋人による島の第一発見者であるヤコブ・ロッゲフェーンが最初に投錨したのもこの場所です。ここには50t近いモアイが15体、両翼100m以上のアフという、巨大な石のモニュメントがそびえています。1960年のチリ沖地震の津波で完全に倒壊してしまいましたが、日本クレーン会社「TADANO」の技術・資金援助により見事復旧されました。
次に、訪れたのはラノララクです。ラノララクはイースター島南東部にある小高い山です。かつてモアイ像の製造工場があったとされ、島にある約900体のモアイ像のうち約4割がここに集結しています。製作途中のモアイや、運搬途中のモアイなど、個性豊かなモアイ像が点在しており、その中でも島内唯一の座ったモアイ像「モアイ・トゥク・トゥリ」は有名です。このモアイ像から見下ろすトンガリキの景色は絶景です。山の中腹に遊歩道を通って、モアイを間近で見学できます。残念ながら当日は修復中であり見ることはできませんでした。
海上からは、オロンゴ岬などを見ることができました。イースター島の南西部に位置するオロンゴ岬は、ラノカウ火山の火口縁にあり、反対側は海の断崖となっています。ここは伝説の鳥人儀式が行われた舞台です。岬から海に飛び込んで沖の小島まで泳いで渡り、鳥の卵を取って戻ってくるという競争により、島の首長を決めたと伝えられています。付近には、鳥人をはじめとする様々な模様が入った岩のレリーフや、石造りの家屋などの遺跡が点在しています。






































































































