バーテンダーの覚書 -12ページ目

CL決勝 インテルvsバイエルン・ミュンヘン

さっきまで店で観戦w


やー凄いね世界のレベルってのは本当に。

ミリートのあの献身的な動き。
まさにチームのためにという男。

決して足が速いわけでもなく、テクニックが飛び抜けて凄いわけでもない。
あの、チームに対する姿勢が、一番の武器なんだろうなー

エトーを右に置いての2点目なんて象徴的で、俺様俺様な動きをする選手なら、一気に駆け出してゴールにまっしぐらな所を、右にいたエトーを意識しながらディフェンスの選択肢を増やし、隙を誘ってのゴールだもの。

ディフェンスがエトーへのパスを意識せずにミリートに向かってくるならば、エトーに流してやられていただろうし。

そして、今回もモウリーニョの采配。

がっちりロッペン抑えて仕事をさせない。
リベリが出てなかったのがバイエルンにとって不幸であったのは事実だけども、相手をみてゲームプランを作ってくるやり方は巧妙だ。

支配率はまたも30%台での勝利という、今の日本代表には皮肉としか言いようの無い結果だなーとか。

自分たちのサッカーをするだけとか意味不明な事言ってないで、少しは見習って韓国戦に望んで欲しい。切実に。



ともあれ、イタリア勢初の3冠。
そして45年ぶりの欧州制覇のインテル。

自身二度目の、監督としてのCL制覇のモウリーニョ。


おめでとうございます。

そういえばF1の話

プロフィールの趣味、好きなスポーツにF1ってめっちゃ書いてるのに、全くもってF1事を書いてないってのが不自然で、お前本当にF1好きなのかよ!って勢いなので、書いてみることにします。


モナコGPが終わり、ヨーロッパラウンド前半戦もどんどん盛り上がっている昨今。
未だ今年のドライバーズチャンピオンの大本命が見えてこない。

開幕直後は、レッドブルの圧倒的速さが取り沙汰されていたが、実際は信頼性問題などの様々な要素で、此処へ来てやっと独占という状態。

マクラーレンはFダクトの恩恵で、空力ではレッドブルに歯が立たないが、ストレートエンドでのオーバーテイクで戦えている。
なにより、ジェンソン・バトンが思いのほか好成績をあげている。失礼な話だが、正直予想外。

フェラーリはあまり目立つ走りは見せていないが、着実にポイントを稼いでいる。

そしてメルセデスGP。
思いのほかマシンの仕上がりがよろしくない。

スペインからアンダーステア解消のため、ホイールベースを5センチ長くしてコーナーワークを改善してきたが、ロズベルグがうまくはまらなくなってしまった。

真偽は定かではないが、シューマッハ寄りにマシンを作ってきているのだとすれば、今年のメルセデスGPにチャンピオンシップ優勝はありえない。


4強と呼ばれる中で、驚くべき成績を残しているクビサ。
ルノーの現在のポテンシャルであそこまで戦えているのは本当に驚かされる。

もちろん素晴らしいドライバーであることには間違いないが、あそこまでとはこれまた予想外。

ただし、個人的にはクビサの優勝はないであろうと思っている。
覆されるならそれほど面白い事はない。


開幕前から自分の中の大本命はレッドブルのセバスチャン・ベッテルだが、ここまではまだまだ安定感に欠けるというのが正直な所。

予想外のバトン、ウェバー、クビサがどこまでやるか。

アロンソの狡猾な走りがどこまで粘りを見せてくるか、または牙を剥くのはいつか。

マッサのトルコGPでの目覚めはあるのか。

ハミルトンの貪欲さがモノを言うのか。


本当に今シーズンは全然読めない。

故に、非常に見ごたえのあるシーズンだ。

バルヴェニー15年シングルバレル

アードベッグを飲みながらF1モナコGPを堪能していたら、ふとバルヴェニーのことを思い出した。

モルトの大吟醸と呼ばれる至上のスコッチシングルモルトだ。

自分はカスクストレングスのモノを飲んだことがあるが、加水されて47度に調整されている方が、個人的には非常にバランスもよく、大吟醸と呼ばれる所以を感じるには最適だと感じた。

モルトの大吟醸。


そもそも、大吟醸とはどいういものか。

精米歩合が50%以下の白米、米麹および水を原料とし、吟醸よりもさらに低温長期発酵する。

表現が正しいかどうかは分からないが、つまりは必要なモノ以外を削り落とし、ストイックに完成させた酒であると。

バルヴェニーは当に大吟醸という表現が当てはまる。

モルトに不必要な要素、雑味を最大限排除し、モルトがモルトたらしめるモノだけを残した、とても繊細で純粋で、透明なモルトだ。


麦の甘み、かすかなピートの香り、オレンジのようなフルーティさ、潮っぽさ、蜂蜜のような甘みと香りが余韻となって、ゆっくりと時間を楽しませてくれる。

ローランド、ハイランド、スペイサイド、アイランズ、キャンベルタウン、アイラ。

スコッチシングルモルトのすべての要素を、まんべんなく、嫌味なく味あわせてくれる極上のモルトであることは間違いない。

初心者でも楽しみやすく、上級者、つまりは中毒者でも陶酔させてくれる。


自分は以前語ったように、アードベッグが最も好きだ。

だが、このモルトは、最後に行き着く場所と呼ばれている。

正直異論はないが、自分が此処にたどり着くのはいつになるのだろう。


ザ・バルヴェニー 15年 シングルバレル(The balvenie15y)47度 700ml



シングルモルト中毒と言う方は、コチラをフミフミおながいしまつ

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