中学1年のときです。たまたまペットショップを通りかかったのですがそのときちょうど気になる犬がいました。その日の夜、両親にそのことを伝えたのですが、私の性格だと散歩をサボったり決まった時間にご飯をあげたりできない、ましてやめんどくさがりで勉強ができない貴方に犬を飼ってあげる資格はない、ときっぱり言われてしまいました。
ですが、どうしても諦めたくなかった私は勉強もし犬の育て方の本を何冊も借りて読んだり、実際犬を飼っている友達の家にお邪魔して話を聞いたりして学んでいきました。そのたびに何度もペットショップに行ってその犬をずっと見ていました。
誕生日の日、期待していたのになぜか違うものがプレゼントされ、すごくがっかりしたのを今でも覚えています。しかし奇跡的に私が欲しい犬がずっとペットショップにいるのを見て、絶対に買わせてやると意気込んで勉強を続けました。そして早くも12月。クリスマス前日、お父さんの実家で過ごすとこが日課になっていたのですが、重い気持ちで参加していました。ですが、祖母や祖父から貰うプレゼントは2番目に欲しかったもので久しぶりに騒ぎました。両親がくれたものもすごく欲しかったものだったので、このときはすっかり犬のことなど忘れていました。
そして次の日、いち早く起きた私はサンタさん用の靴下をみてみると中に紙切れが。そこにはここに行きなさい、とだけ書いてあるだけでした。なんだろう、と思い行ってみると欲しかった犬がそこでワンワン、と鳴きながらお座りをして待っていました。嬉しくて嬉しくて涙が出ました。すると、首輪に紙切れが挟んであり、大切に、大事に育てなさい。勉学もきちんとするんだよ、と書かれており、感謝しました。
後で聞いた話ですが、ペットショップの店員さんがその犬が売れないようにしてくれていたそうです。そして、その犬とはまだ一緒にいます。大切な大切な私たちの家族、今一番の私の宝物です!