La prevenzione della filariosi | 不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興
OCNブログ人→gooブログとサービス停止を受けて引っ越しを重ね「Due Birichini **お気楽フィレンツェ暮らし**」に融合。

蚊の季節がやってきます。
アルノ川のせいなのか、蚊の多いフィレンツェです。
でも日本の蚊と違ってでかいし、動きも鈍い・・・ので
捕獲は比較的簡単です(笑)。
昨年はトラ蚊(Zanzara Tigre)が猛威を奮って
人体に色々被害も出たので
今年はなんと、先日のフィレンツェ市からのお知らせで
「蚊発生抑止対策」なるものが届きました。
市を揚げて各通りの側溝の清掃を心がけ
(人体に害のない)薬剤で蚊のタマゴの駆除をするとか。
で、各家庭でも余計な水溜りを作らないように
また水が溜まる可能性のあるものを道端に投げ捨てないように
などの勧告と協力を訴えています。
(というか道端に物を捨てること自体を改めようよ、イタリア人)

私自身はどうにも血がまずいらしく
蚊なんて寄ってもこないのですが、
我が家にはワンコとネコがいるので、
彼らのために液体蚊除け器(しかもタイマーつき)を
3月からセットして対応しています。
そして、ワンコには毎年4月から12月までは
フィラリア予防のお薬を。
cardotek.JPG

一箱6錠いり。
(というか一口大のお肉に加工されているので、実際には「錠」ではないけれど)
4月から12月まで9ヶ月間服用と獣医さんが言うのに、
一箱には6錠しか入っていない理不尽さ。
この薬は薬局で購入しますが、獣医さんの処方箋が必要。
で、私は処方箋を書いてもらうときに毎年
獣医さんからお薬の「不足分」をちょうだいするのです。
もちろん獣医さんのところには薬剤会社から配られる
試供品というか、診療所使いのというか
一粒づつ個装されたものがいっぱいあるわけですから。
写真では左側が薬局で購入したもの、右側は頂きもの。

ビリーはこれを嫌がりもせず、
おやつと勘違いして、ばくついてくれるので
基本的なフィラリア予防は簡単です。
あとは蚊をできるだけ近づけないようにするくらい。

で、処方箋をもらったときに獣医さんに質問。
ネコはフィラリア予防しなくていいの?
(診療所には猫のフィラリアについてのポスターも貼られているし)
「いらないわよ。ネコは。」
なぜ?
「フィレンツェの街中のネコは
フィラリアに感染する可能性が低いから、
あんたのとこのデブちゃんは家ネコでしょ?」
そうだけど、ワンコとネコはこうも違うのか…。
ふーん。