また雪がふるそうな | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

先週は水曜木曜と大雪でしたが、土曜日曜と大変いい天気になりました。

 

私は、土曜日曜とも軽いハイキングをして楽しみました。

この写真は日曜のハイキング。

 

 

 

新雪の積もった森は本当に美しい。

 

もう誰かが先にスキーで通っているので、そこだけ圧雪されて道ができています。

 

でも、柔らかいので時々膝くらいまで沈みます。歩いたのは6キロちょいですが、しょっちゅうバランスをくずすので思った以上に運動になります。2時間くらい友達二人と歩いたのですが、えらく疲れました。

 

今夜遅くからまた雪がふるようで、月曜の夜までに2−30センチとか言う物騒な話です。

 

話はかわりますが、先週の月曜日ハイキング友達のHさんから「日曜日にI氏が永眠しました」というメッセージがきました。

IさんはHさんがリーダーをしているハイキングクラブの常連でほとんど休まず、週2回夕刻のハイキングにきていました。

 

もう最初に彼にあってから10年くらいになります。確か去年の夏に80歳の誕生祝をしたので、享年81歳だと思います。

今の時代では、まだ少し早すぎる死とも思えますが、あんまり湿っぽい気持ちにならないのは、彼はほんの最近まで元気だったからです。毎週2度、ハイキングクラブの2時間ほどのハイキングに参加し、週末も一度くらいハイキングクラブの誰かと山に行っていました。退役軍人で、アラスカでは住宅検定の仕事をしていて、ごく最近まで現場で仕事をしていたと思います。

 

ここ3ヶ月くらい、病院暮らしで顔を見ませんでしたが、その理由も病気ではなく、マウンテンバイクでトレールを走っていて誰かとぶつかって、頭に怪我をしたからでした。結果的には病院でなくなり直接の死因は心臓発作ということでしたが、81歳の死のほんの数ヶ月までハイキングやマウンテンバイクで元気に仲間と活動していたなんて、

 

私とはハイキングの時にあえば、軽口の冗談でからかい合うような仲で、仲良くしてくれました。

 

寂しくなりますが、死の直前まで好きなことを仲間と楽しんだいい人生だったんじゃないかと思います。

 

冥福を祈ります。

 

きっとむこうでも楽しくやっているとおもうのでこっちも湿っぽくならずに楽しくやりましょう。