ガードウッド不思議な森 | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

キノコのシーズンも終盤。

やっぱり締めはガードウッドの神秘の森に行くしかない。

 

ここから50キロほどのガードウッドの森はコメツガの原生林。最北の温帯雨林だそうです。

 

 

杉林ににていますが、植林ではなく原生林です。

 

日本では富士の青木ヶ原樹海みたいな感じでしょうか?

 

地面は苔に覆われ、木も若いもの、生きている大木、死んで朽ちたものと様々。

森の中に入ると’神社にでもいるような。まるで神様がすんでるような。

モノノケ姫の森みたいな感じでしょうか。

 

もちろんキノコ採りに行くのですが、採れなくても森をあるくことで

身が清められて新たなエネルギーをもらうような気になります。

 

もしアラスカで死ぬようなことがあれば、灰はこのガードウッドの森にまいてほしいな。。。。

森が清めてくれてもとの姿に戻れるような(笑)

 

ここにもポルチーニが生えます。

それにアドミラブルボリート、日本でいいうオオキノボリイグチ。この写真がそうです。

 

 

ガードウッドのポルチーニはでかい。なぜかわかりませんがでかい。

 

これが今回採ったものです。

 

これで、キノコ採りもおしまい。

 

冷凍保存のものだけで、4リットルくらいの大きなジップロックのバッグに5袋。

 

乾燥ポルチーニもたくさんできました。

 

これで、しばらくは安心。最近異常気象でばらつきがおおく去年みたいに全く採れないこともあるのですが、

これでもし来年良くなくても大丈夫。何が大丈夫かわかりませんが(笑)。

 

釣友のHさんが忙しくてなかなかキーナイに’いけてませんが、先週ようやく行きました。あいにく風が強く

あまり良い釣りはできませんでした。魚の大きさも数も今一つ。レインボー、ドリー合わせて5匹くらい。

 

今年は紅鮭の遡上数が多く、レインボーやドリーは卵をたらふく食べてマルマル太り、今は結構選り好みがうるさく、ビーズのサイズと色があってないと釣れません。

魚の豊富なアラスカといえども釣りは奥が深い。

 

これが釣れたドリー。30センチくらいかな?

 

こんな感じで真っ赤になった紅鮭がそこらじゅうに。

 

大体、100万匹くらい入ったようです。手前のしろいのは産卵を終えて死んだ鮭の死骸。

この死骸も川の栄養分になります。100万匹分のタンパク質です。

 

循環し命を再生しつづける自然の一部です。

 

 

これから2週間くらい産卵のピーク。今度は風に強くない日に行きたいですね。