あけましておめでとうございます | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

更新遅れましたが、

 

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

休みのあいだも、結構頻繁に学校へ行って論文書きなどをしていたら、あっという間に歳が明け、

冬休みも終わってしまいました。

 

先週末からは今年一番の寒波で、朝方はマイナス20度近くまで冷え込み、昼でもマイナス10度位。

 

こう寒いと家の中で過ごしがちですが、週末には気合を入れて少し山に登りました。

 

海辺なら少しは温かいだろうとふんで、南の海岸線から登るマッキュークリークのハイキング。この時期の定番コースです。

 

海岸線の標高ゼロから登り始め、少しずつ高度を稼ぎますが、冷気のせいで気温逆転、登山口でマイナス15度位ですが、登るに連れて暖かくなります。

 

雪の森の中を登ります。

 

 

夏のトレールは消えているので、人の踏み跡を辿ります。

 

これは、オオヤマネコの足跡。体の割に足跡が大きいのは雪の上を歩くのに順応して進化したせいでしょう。

カンジキと同じ原理ですね。

 

 

誰もいません。この気温でこう誰もいないと少し心細くなります。もし足でもくじこうものなら、ちょっとやばいかな、

とかかんがえながら。

 

 

ここが終点です、ダイタイ600メートルくらい登ったでしょうか。森林限界周辺です。

 

すっかり、雲の上、太陽は低いですがそれでも温かい。持ってきたコーヒーを飲むのに手袋を外しても、そんなに冷たくありません。

 

眼下には雲海。

雲の下に微かにみえるのは氷の浮いた海。

 

 

 

気温が低いせいで、木には霧氷がついています。

 

車につく頃には、すっかり日も落ちて、気温が下がります。

 

今が冬のピークでしょうか?あと1ヶ月ちょっと寒くて暗いですが、2月の半ばをすぎると太陽も高くなり日も長くなります。

 

来週からは授業も始まるので、あっという間に時はすぎるでしょう。

 

それでは、今年もよろしく