日曜日は、KさんとTincan Peakに登りました。
テインカンピークはいつも釣りに行くキーナイ半島の入り口にある約1500メートル程の山です。アンカレッジから登山口までは、約80キロ、1時間ほどです。
ピーク自体は岩尾根の奥の方、3キロ程ほどにあり、雪のやせ尾根なので簡単には行けません。
今日は、その稜線の最初の出っ張りのところ迄という予定です。
登山口の出発は、9時20ごろです。写真中央がそうです、あの出っ張りの標高は1100メートルほど、登山口口から、4キロちょっとで、800メートル程の登りです。この辺りは積雪が多く、山スキーのメッカです。
我々の前にも2組ほどスキーで登って行きました。Kさんはスキーで、私はもう20年くらいスキーはしていないので、スノーシューで行きます。
米ツガの樹林帯をぬって、スキーの跡がついているので、その跡を辿って登って行きます。
1週間程前にまとまった雪が降ったのですが、それでも雪が少なく、踏み跡はしまっていて歩きやすいので、思ったより楽に高度を稼ぎます。
樹林帯を抜けて日のあたる尾根筋に出ました。正面に見えてきました。あれをめざして登ります。
途中5羽の雷鳥の家族に出会いました。驚かせたようで、雪の中かパッと一斉に飛び立ちました。
そして近づいてきました。高度はさほどでもないのですが、雪が多いからでしょうか、もの凄く高い山に登ったような景色です。真っ青な青空、気持ちがいい。気温も氷点下2-3度とあたたかく、最高です。
でも、上の方は雪煙があがっています、風ガ強そうです。今日は,フェースマスクにゴーグル完璧な装備です。
上から見ると、尾ね伝いに何組ものスキーヤーが登ってきています。
そして出発から約2時間20分程で最初の小ピークに着きました。
この先は踏み跡はあるようですが雪庇のできたやせ尾根です、風も強いので,今日はここ迄にしておきましょう。
それにしても、高度感が最高です。
時々来る突風に雪煙がまいます。
ここまで、約2時間半、ちょうど昼なので、持ってきたおむすびを食べ,景色を楽しんで帰りました。
Kさんによると、例年より1メートル近く積雪量が少ないのではとのこと。。。。。
Kさんはスキーで、私はスノーシューで降りました。 下山途中10人以上登ってくるスキーヤーにあいましたが、何人かに、「スキーは?」と聞かれました。下手なので、と答えておきましたが、そうですね、、、、もう今更お金をかけて道具をかって、練習するのもね。。。。
20年以上前に東京にいた頃は,結構はまって毎週のようにいっていましたが、もう今は登る方の楽しみだけで十分かな?