誰の仕業? | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

今日は、学校のそばのUniveristyLakeのそばを散歩した時見つけたものを紹介します。

この湖は、大学の直ぐそばにあって、周りには、トレールが整備されています。この辺に住んでいる人たちは、歩いたり、犬を散歩させたりしています。湖には、レインボーがいます。又秋には、コーホーサーモンが、チェスタークリークを通って遡上し、川の流れ込みや、流れ出しで産卵します。

湖は、まだ凍っていますが最近は暖かさで、氷が薄くなってきているので、もう氷のうえは危険です。



湖の周りは、森なので色々な動物がいます。さて、これは、誰の仕業でしょう?

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熊ではないですよ。
これはムースが木の皮を食べたあとです。冬のあいだは、緑の植物がないため、彼らは、木の皮の柔らかいところを食べてくらします。そのため、木はおれたりしますが、殆どの木は、問題なく生き残るようです。

さーそれでは、これは?

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人が斧でやったのではありません。そー、これは、ビーバーの仕業です。
この湖、いや、アラスカでは水のあるところでは、必ずビーバーを見かけます。
彼らは、若い枝の柔らかい皮をたべるのですが、ムースのように背が高くないため、こうやって自慢の歯で木をかじって、しまいには倒してしまいます。


こんな感じです。やっているところを見た事はないので、どのくらいかかるか分かりません。どのくらいかかるのでしょうね?

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こうして倒れた木の枝の柔らかいところを食べるのです。
木にしてみればたまったものではないですよね。こうして倒した木のなかで、手頃な大きさのものはダムを造るのに使われます。

又今度、ダムはあらためて紹介します。