2月1日付でWHO(世界保健機構)が発表したステートメントは喫煙シーンを含む映画をすべて成人指定にするよう警告した。
気持ちはわかるんだよ。そりゃそうさ。この世にタバコの害を知らない奴がどんだけいるだろう。タバコの害を知らない喫煙者がどんだけいるだろう。WHOによれば2014年に公開されたハリウッド映画の40%に喫煙シーンが含まれ、未成年の喫煙のきっかけの37%が映画などであるという統計があるそうだ(ソース不明)。負け惜しみを言えばアンケートの結果は質問と選択肢の設定によってコントロール出来る。でもまあWHOが言うんだから間違いないだろう。
タバコなしで成立するストーリーは作れるとは思うんだ。最初から無いものと思えばいいんだから。でも役者にとっては感情表現をサポートする貴重な小道具が無くなるわけで観客はどんな印象を受けるんだろうか。そこでバーター案として喫煙シーンの秒数と同じだけCOPDの患者(うちの親父)を必ず出演させるとかでどうだ。
心配なのはこの動きが加速することだよ。正義は時に暴走する。
歌はどうなんだ。「煙が目にしみる」「First Love」「スモーキン ブギ」「うそ」「赤いスイートピー」「プカプカ」「飛んでイスタンブール」「泣かないで」「トランジスタラジオ」..........
つまりこれらの曲がカラオケで歌えなくなるのでしょうか。放送禁止になるのでしょうか(選曲がR-50)。
やばくねぇか、バンドマン諸君。音楽には力がある。音楽で青少年を洗脳するなんて映画より簡単だ。なぜなら音楽は毎日いつでもそばにあるからだ。
その証拠に僕は少年時代、くわえタバコでテレキャスをかき鳴らすキースの姿を見てああいう大人には絶対なるまいと誓ったのだった。ん?
今日の結論
次元大介が禁煙に悩む姿をあなたは観たいですか? タバコをくわえないサンジは好きですか? 孤高の哲学者スナフキン師匠のありがたいお言葉に重みを持たせているのはパイプをくわえた横顔ではないでしょうか? いずれもこのままではお子さんと一緒に映画館で観ることができなくなりますがどうでしょう。
今日のBGM
ぼくの好きな先生
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