ようやく(今頃)、最終回後篇のUPですw
これまでのドクター・ユチョンは・・・
ドクター・ユチョン 第九話 by kumi ドクター・ユチョン 第十話 by jinko
ドクター・ユチョン 第十一話 byよもぎ ドクター・ユチョン 第十二話 最終回前篇
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最終回後篇「さらば!ドクター・ユチョン」
JYJとして、ライブを控えていたことをはじめ、すべてが「夢」だったことに気が付いたドクター・ユチョン。
現実は、病院長の娘・地味ジミンを妻に迎え、新婚生活を送っていたのだった。
しかし、なぜか、どうしても全てが夢だとは信じられない彼は、再び、真相を探るための旅に出たのだった・・・。
本能に導かれるように乗船し、快適な船旅だったはずが・・・
ドクターの乗った船は、あえなく、そこら辺にいた、海賊船に捕えられてしまった。

海賊のリーダーらしきナムジャが言った。
「金目のものは頂いたぜ。へへへ。貴様は手術道具を持っていたから、どうやら、医者のようだな。
助けてやった礼として、その器用な指先を役立ててもらおうか」
「縄をほどけ!患者がいるなら診てやる!」

「はーはっはっは、患者なんていねぇ。海賊には、ケガや病気なんてねぇんだよ。あるのは生か死だ。

「クソッ。私の秘儀・ピロピロ手技をこんなことに使わせやがって!!」
ドクター・ユチョンは悔しかったが、命には代えられない。
秘儀を披露した。
ぴろぴろぴろぴろ・・・
パカッ!
それから、ドクター・ユチョンは、海賊たちの歓待を受け、海賊船生活を送るはめとなった・・・
そして、月日は流れ・・・
ドクターの髪もすっかり長くなり・・・
海賊たちのすすめで、おそろにもしてみた。
切りたい!
一度、丸刈りの味を覚えた彼は、どうしても髪を短くしたい欲求が止まらなかった。
海賊たちに、彼のたまりかねた欲求を伝え、美容院に行くために、自分を解放するよう要求した。
「そうか、ドクター、そこまで言われちゃ仕方ねぇな。ドクターが困った時には、いつでも呼んでくれや」
ようやく解放され、海賊船を降りたドクター・ユチョンは、すぐに見知らぬ美容院を訪れた。
やれやれ、やっと坊主にできる・・・
ヨジャであふれた、シャレたカフェもあるビルの美容院に入ると、
なぜか、そこにいた美容師や客達が、ドクターを見ると騒然となった。
しかし、そんなことには気にも留めず、
数か月ぶりのヘアカットに感涙するドクター・ユチョンであった。
そして、彼の髪が短く切り揃えられたとき、
美容師から「お客様、ちょっとこちらへ・・・」と促され、彼は不思議な通路を通って、地下の部屋へと案内された。
「ここでしばらくお待ちください。あなた様に会いたいという方がいます」
「ここは?」ドクター・ユチョンが尋ねると、
「ここは君の故郷だよ」
突然、一人の「がたい」のいい男が現れて、そう言った。
「6002型クローン。久しぶりだな」
そう言って、がたいのいい男が開けた扉の向こうには・・・・
扉の向こうには・・・
自分と同じ顔の人々が並んでいることに、ドクター・ユチョンは驚愕し、身震いした。
「彼らは、6002型クローンの中でも大人気のソンジュン・モデルだ」
がたいのいい男は続けた。
「さて、なぜ君がここにたどり着いたか。それは君の本体が持つ記憶がそうさせたんだ・・・。」
がたいのいい男は、自分を当局の人間だと名乗り、事情を話し始めた。
ドクター・ユチョンが、自分のモノではない人物の、鮮明な記憶を持っているのは、クローンである所以なのだと。
記憶の中にいろんな人生があるのは、世代を継いでいく際に、前世代のクローン達の記憶が混ざりこんでいるからなのだと。
さらにガタイのいい男は、クローン達に託された使命を語った。
「君たち6002型クローンは、日本のような先進諸国の少子化を救うために、エロフェロモンモンを搭載させて各地に放たれたのだ。」
ドクター・ユチョンが放つ、エロフェロモンモン(あらゆる女性を虜にしてしまうフェロモン)の謎も、
本体の人物が持つ特殊遺伝子であることが分かった。
しかし、中には、ゴクまれに、失敗作のクローンもいる。
こんな大変な真実があったなんて。
ドクター・ユチョンは、あまりの衝撃に現実が受け止められずにいた。
「では、私の本体は、いま、どうしているんですか?」
ドクターの問いに、がたいのいい男は
「それは教えられない。でも君は、いま話したことも、ここに来たことも、すべて忘れるんだ。そして、ニ度とこの地に入ってはいけない。それが君のためだ。」と諭しながら彼を見送った。
ドクター・ユチョンは、自分自身がクローン人間であることに大きな衝撃を受けつつも、
不可思議な記憶の理由をようやく理解した安堵にも包まれていた。
そして、プライベートジェットで、妻・地味ジミンの待つ家路へと急いだ。

ところが・・・
機長「メーデー!メーデー!」
ひゅーーーーーーーーーうううううううんんんん・・・
ドクターの乗ったジェット機は無人島に墜落してしまったのだ・・・
かろうじて助かった乗客たち。
「私のプライベートジェットに、こんなにひとが乗っていたのか・・・」
次々にケガの手当てに追われるドクター・ユチョンは忙しさを極めた。
とはいえ、彼のエロフェロモンモンは、みるみるうちに生存者の美女たちを引きよせていった。
こんなところに来てまで、私のエロフェロモンモンは絶えないのか・・・
ドクター・ユチョンは、すり寄ってくる美女達の相手に、すっかり疲れきってしまった。
心身ともに疲れ切ったドクター・ユチョン・・・
そして彼は・・・
「申し訳ないが、今日限りで、ドクターは廃業したいと思う。
そして今日からは、好きなことをやらせてもらうよ。
この無人島で。」
墜落現場の廃材の中から、焼け残ったお気に入りのゴルフバッグを見つけた彼は、
この上ない微笑みを浮かべ、こう言い残して、生存者たちのもとから去っていった。
さらば、ドクター・ユチョン!
そして・・・
こんにちは!プロゴルファー 朴!






















