「僕の音楽を待っている人に早く聞かせたかった」

今年でデビュー10年を迎えるJYJジェジュン。歌手として最高峰の人気を誇り、俳優としても順調なスタートを切った。海外では‘特級韓流スター’としての待遇を受けている。しかし彼の挑戦は続いている。
ジェジュンが17日、ソロアルバム『I』を発表した。デビュー以来初のソロアルバムであり、JYJメンバーのジュンスに続いて2番目だ。
ジェジュンは、「JYJとして活動している中で個人活動に取り掛かり、俳優活動を始めた。長い間俳優としての僕の姿をお見せしてきたが、僕の音楽を求めている人もいる。僕の音楽を待っている人に、一日でも早く新しい音楽を聞かせたかった」と語った。
ジェジュンは、ダンスミュージックではなくロックミュージックを選択した。‘ロッカー’への変身だ。初のソロアルバムの成績は良好だ。リリース後わずか1週間で6万枚以上を売り上げ、アジア各国のiTunesチャートで1位を獲得した。‘韓流スター’JYJとジェジュン、その巨大なファン層を確認させた。しかしそれよりも大きな成果はまた別にある。これまで私たちが知らなかったジェジュンの魅力が、ロックに変化して姿を現したのである。
ダンス歌手だったジェジュンは、何故ロックを試みたのか。その理由は簡単だ。‘好きだから’。


「幼い頃からロックを歌うのが大好きだったんです。ユン・ドヒョンバンド、ソ・テジなど、ロック音楽を沢山聞いて育ちながら除々に好きになりました。グループ活動中のコンサートやプロジェクトシングルではロック音楽にも挑戦しましたが、実は僕もソロアルバムを出した場合、ロックというジャンルで出すとは思っていませんでした。挑戦したんです」
韓国ミュージックシーンにはバンドをうたうアイドルも沢山いるが、実際ロックは相変わらずアイドル業界には難しいジャンルだ。アイドルがロックに挑戦することに対しては偏見があり、危険要素も含んでいるからだ。ジェジュンもやはりそうだった。
「俳優に例えると、ラブロマンスにばかり出演していた人がコメディーに挑戦する時は畏れを感じるじゃないですか。ダンス曲、バラード曲を歌っていた人がロックに挑戦するとなると、多分僕だけでなく全ての人が畏れを感じると思います。ロックというジャンルを選択してから音楽が難解になる場合がありますが、僕はそうならないようにしました」
「正統派のロックに僕の歌声をのせて聞かせたかった」とジェジュンは音楽で認められることへの期待と手をつないだ。韓国最高峰のロックボーカリスト、sinaweのキム・パダが参加しジェジュンをサポートした。「今回のアルバムの基本的なジャンルがロックであるため、ロック音楽の作曲が巧みな方に手助けしてもらいたいと言った」と語った。
「知人を通してキム・パダ先輩と知り合い、『One Kiss』という曲を頂いたのですが、凄く満足しました。韓国ではあまり聞けないカラーのメロディと幻想的な雰囲気が凄く良いと思いました。だからもう一曲頼んだら、‘キタ!’とわずか2日で『Mine』という曲を書いてくださったんです。」
キム・パダは、ロックの発生方法などについても詳細にレクチャーした。アイドルがロック歌手に挑戦することへの心配についても、真心のこもったアドバイスを惜しまなかった。
「これまで、普通は歌手やアイドルの誰かがイメージの変身をはかるため、または新しいジャンルに挑戦するためにロックを選んできたと思うんです。だから偏見もあって良くない視線も浴びなければならない時があります。僕もグループ出身のメンバーなので、(キム・パダは)正統派のロックを歌う時の感情表現や発生方法を重要視して直して下さいました」
アルバムは、全曲の作詞をジェジュン自らが担当した。自身の真心を込め歌うためには正直な自身の表現が大切だと考えたからだ。
「実は、キム・パダ先輩から‘何でお前が作詞するんだ?’と質問されたことがありました。僕の話で、僕の言いたいことを伝えたいから僕が作詞をすると答えたんです。歌のジャンルがロックに変わっただけで、僕が考えて経験したことを音楽で伝えることには変わりはないと思います。去って行った女性を恋しく思う『僕だけの慰め』も、やはり僕の経験をおさめた歌です」
東方神起としてミュージックシーンにデビューしたジェジュンは、今年でデビュー10周年を迎えた。これまでに発表された音楽は130曲以上にのぼる。
「‘デビュー10周年は芸能人にとって長い時間なのだろうか’と、ふと考えます。前は10年というと凄く長く感じましたが、今はそう思いません。まだ顔も若いですし(笑)。昨日、寝る前にデビュー後にリリースした音楽を全部聞いてみたのですが、凄く沢山あったんですよ。‘頑張ったな’と思いました」
ジェジュンは26、27日の2日間、一山(イルサン)kintexでミニコンサートとファンミーティングを融合させた新しい形態の公演を開催する。「僕についてもっと知って頂いて、僕の音楽もお聞かせするために(このイベントを)用意することになった。お互いに共感し、交流できる場をつくりたかった」と語った。
ジェジュンに投げかけた最後の質問。「今幸せですか?」
「トップスターとして生きることが凄く幸せです。でもそうでない瞬間も凄く沢山あります。誰にも手にいれられないような人生を生きている一方、誰も経験出来ない人生という側面もあるので。それでも幸せです」
<イ・ミヨン記者:Joynews24>
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