人は皆キラッと光るものをもってこの世に生まれてきたのではないかと私は思っています。たまに、自分の光るものを早々と見つけて、回り道することなく順調に人生を歩んでいる人もおられますが、なかなかそれを見いだせず、回り道をしたり、その道があまりに険しく挫折したりする人もたくさんおられます。 私もそうです。ずいぶん回り道をして挫折も繰り返し、幾度となく人生をあきらめようとしてきました。
じゃぁ、その「光るもの」っていうやつを手っ取り早く見つけるには、どうしたらいいのかと、ずいぶん悩みましたが、つまるところは自分で自分を認め信じることしかないんじゃないのかなって、今は考えています。今の道が険しくて耐え難い時は、自分の足元を見つめ、好きなこと得意なことを生かした道を、自分を信じてひたすら駆けることかなって、思います。
でも、幼いころから両親をはじめ周りの人たちから、否定され続けて育った人にはそれがなかなかできません。
そこで、この詩を書きました。言い古された言葉ですが、「あなたはあなたのままでいい」と。
「自分を認め、目の前の自分の道を懸命に駆けよう」と。そういう応援メッセージを込めてこの詩を書きました。
輝くために
もっともっと輝く私になるために
つらい日々が続いたよ
今の自分を認めたくなくて
あぁ、かなたに沈む真っ赤な夕日を臨んでは、
何度、頬を涙でぬらしたことだろう
でも、君に会えてやっと思えたよ
今のままの私でいいって
今の私を変えたいのなら
私は、私の道をただ走ろう
天を仰ぎ、いたずらに涙を流すのは、もうやめよう
そして、どこまでもどこまでもただ走ろう
その時、私は輝いている、
輝いている
いくつもいくつもくぐってきたよ
出口の見えない長く暗いトンネルを
たくさんたくさん憎んだよ
すべてを他人のせいにしてきたよ
あぁ、どこまでも続く青い空を仰いでは、
どんなに輝く光に恋焦がれたことだろう
でも、やっと光が見えてきたよ
君が私を見つけてくれたから
今の私を変えたいのなら
私は、私の道をただ走ろう
天を仰ぎ、いたずらに涙を流すのは、もうやめよう
そして、どこまでもどこまでもただ走ろう
その時、私は輝いている
輝いている