
「ウエスタン」(1968年・アメリカ・イタリア)
マンダムといえば,最近木村が宣伝している男性化粧品メーカーであるが,もとは「丹頂」という会社だった。
ある日,アメリカの俳優を使って,大々的に新・男性化粧品「マンダム」の宣伝をうって,大もうけして,ついには,会社名もマンダムになってしまったいきさつがある。
あのときに,日本で「外タレCM」の先駆けといわれる「マンダム」に出演したハリウッド俳優こそが,チャールズ・ブロンソンその人であった。
All the world loves a lover.
All the world in the mandom------
という、今聞くと,ホモ向けの歌詞の歌に乗って,「んんーー、マンダム!」と呟く,ブロンソンの印象は,その俳優を知らなかった,子供の私にも強烈なものがあった。
ある意味,今のこの時代だったら,ヒーローとしては売れなかったのではないかという,不細工な顔つきに,ひげ。
それが,チャールズ・ブロンソンの魅力でもあった。
「ウエスタン」の後,「雨の訪問者」「夜の訪問者」あたりで広く知られ、人気が出始めたが,「大脱走」「荒野の七人」といった大作にも出演している名優であった。
そして、かたや、マカロニ・ウエスタンの名監督セルジオ・レオーネと,ブロンソンが組んだ映画こそが,マカロニ市場史上傑作の一つといわれる「ウエスタン」である。
このたび、WOWOWで録画しておいたものを再見してみたが,いやあ,ハイビジョンとなると,ブロンソンのアップが,きつい!!!ww
また、ブロンソンに対抗する悪役にこれまた名優のヘンリー・フォンダが演じており,これまた,すごい迫力の悪役を見事に演じきっている。
ちなみに,ヘンリー・フォンダのアップも,ハイビジョンで見るとなかなかの迫力があった。
ふらりと現れ,ハーモニカを吹く沈黙のブロンソン。
はたして、ヘンリー・フォンダとの因縁は何だったのか・・・?
この二人に絡むのが,これも名優ジェーソン・ロバーツ、そして、名美人女優クライウディア・カルディナーレ!!
最後の対決で,ついに明かされる,ブロンソンの秘密とは!!??
ちなみに,映画の原題はOnce Upon a Time in the West。
同じくセルジオ・レオーネの名作「Once Upon a Time in America」につながっていることは言う迄もない。(題名がつながっているだけで,話は繋がっていませんw)
ブロンソンは,老いの醜い姿を晒したくないという強い意志もあり,1994年以降,晩年はもはや表に出てこず,先頃亡くなったピーター・フォークと同じように,アルツハイマーで痴呆となっていたらしく,2003年にこの世を去った。
そして、翌年,「キル・ビル2」の最後に,タランティーノのブロンソンへの献辞が掲げられたのに,気づいた若いファンは少ないのではないだろうか。


