1122 だって、そう感じてしまったものはしょうがない。 | alain-pのブログ

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先日、こんなブログを書きました。

 

1120 わたしたちは《正誤》や《良し悪し》や《善悪》で判断してきたことなんて一度もありません。

 

 

記事の冒頭でこんなことを書きました。

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ワクワクで行こう♪では、

心の世界には、

正誤や善悪や良し悪しはない、

とお伝えしています。

 

 

これは

「今まではそうだったかもしれませんが、

これからは良いか悪いか、

正しいか間違っているかではなく、

好き嫌いで判断しましょう」

という意味ではありません。

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ほんとうは良し悪しなんかじゃなく、

自分が幸せになれそうなほうを

選んでいるのですが、

これまでに身につけた知識や習慣で、

ついつい「良いか悪いか」

「正しいか、間違っているか」

ばかりを頭で考えてしまいます。

 

 

もちろん≪意図的に≫自分で自覚して、

正誤や良し悪しで

判断しようとしていることが、

日常生活の中でまだまだ

たくさんあると思います。

 

 

でも、そのひとつひとつに対して、

ていねいに「ほんとうにそうなのか」

「快適になれそうなほうを

選んでいるだけじゃないのか」

を検証していくことも、

とてもたいせつなことですが、

そればかりではなく、

≪無意識のうちに≫

良し悪しで判断していることの一つに

≪感情≫があります。

 

 

ふだんの生活の中で、

自然と湧き出ている感情について、

いつのまにか勝手に自分で

「良い感情」とか「悪い感情」とか、

ジャッジをしていることが、

よくあります。

 

 

本来、≪感情≫とは、

あなたの心から自然と湧き出たものです。

 

そこに良いも悪いもありません。

ただ湧いてきた、というだけです。

 

 

その自然と湧いてきた感情に対して、

わたしたちは無意識のうちに

「そういう感情を感じてはいけない」

という思い込みを作っています。

 

 

人を恨んではいけない、

ねたんではいけない

羨ましがってはいけない、などなど。

 

 

そういう感情を感じたときに、

「そう感じてはいけない」という

≪自分の感情をジャッジしてしまうクセ≫

があると、自然と感じた感情に対して

≪モヤモヤとした感じ≫がしてしまいます。

 

 

このモヤモヤは、あなたの中で、

≪自然に感じている感情≫を

「感じてはいけない」=≪悪い感情≫

と思ってしまう気持ちから生じている、

モヤモヤです。

 

 

でも、あなたが素直にそう感じている感情を

「意図的に感じないようにする」

なんてできるはずがありません。

 

そう感じてしまったものは、

「もう、しょうがない」のです。

 

 

食べ物を「美味しい」と感じたり、

「マズい…」と感じたりする気持ちや、

「嬉しい」とか「楽しい」とか

景色を見て「綺麗だな」と感じる気持ちは

ジャッジしないくせに、

目に見えない、心の中の感覚には

良し悪しや善悪を持ち込む。

これはどう考えても矛盾しています。

 

 

妬みや恨みなど、そういう感情を

感じてしまうことが問題なのではなく、

 

「そういう感情を感じてはいけない」と

自分で自分の感情を

ジャッジしてしまうことが、

問題や悩みを発生させています。

 

 

「でも、できれば

そんな気持ちは

感じたくないです」

 

 

そう思う気持ちも分かります。

でも、そんな気持ちを感じてしまう、

という事実と

「そんな気持ちを感じてはいけない」と

ジャッジしてしまうことは、

別のことなのです。

 

 

今はそんな気持ちを感じてしまう。

これは自然なことです。

そこに良いも悪いも

善悪も正誤もありません。

 

今のあなたはそういう状態だ、

そんなことがあると

そう受け止めてしまう、

というだけのことです。

 

 

そのことと、

「どんな自分になりたいのか」

「どう感じる自分になりたいのか」

ということも、また

別の話なのです。

 

妬みや恨みを感じたくないのなら、

≪それを感じていない自分≫に

なろうとするのではなく、

どんな気持ちを感じている

自分になりたいのか。

その自分に憧れればいいだけです。

 

 

たいせつなことは、

あなたがどこへ行きたいのか、ということ。

どこにいたくないのか、は

どうでもいいのです。

 

 

だから、今感じている自分の気持ちを、

「良くないこと」

「悪いこと」にする必要なんて、

どこにもないのです。