1120 わたしたちは《正誤》や《良し悪し》や《善悪》で判断してきたことなんて一度もありません。 | alain-pのブログ

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ワクワクで行こう♪では、

心の世界には、

正誤や善悪や良し悪しはない、

とお伝えしています。

 

 

これは

「今まではそうだったかもしれませんが、

これからは良いか悪いか、

正しいか間違っているかではなく、

好き嫌いで判断しましょう」

という意味ではありません。

 

 

今までそうだったかもしれないけれど、

これからはこうしていきましょう、

という話ではなく、

今までもこれからもずっと、

たとえあなたにその自覚がなくても

わたしたちは、生まれてからこれまで、

ずっと、正誤ではなく、好き嫌いでしか

ものごとを判断してこなかった、

という話です。

 

 

あなたがなにかを選ぶときに、

好き嫌いがハッキリとしているときには、

まったく迷わずに判断できたはずです。

 

 

どちらを選べばよいのかが

分からないときに限って、

わたしたちは

「どうすればいいんだろう…」と

正誤や善悪や良し悪しで

判断しようとしてきました。

 

 

そして、そういうときに限って、

必ず答えがなかなか出せずに、

悩んできたはずです。

 

 

ということは、

その質問で答えが出なかった、

ということは、

良し悪しでは答えはが出ない、

好き嫌いがハッキリしていないから

答えが出ない、

ということです。

 

 

たとえば、

食べ物などの好き嫌いハッキリしていれば、

食事を注文するときにも迷いません。

 

もちろんあなたが注文に迷わないのは、

良し悪しや正誤がハッキリしているから、

という理由ではないはずです。

 

 

たとえば、同じ労力でも、収入が違うなら、

1万円の仕事よりも10万円もらえる仕事を

選ぶはずです。

 

10万円のほうを選ぶのは、

それが正しいからでも良いからでもなく、

本音を言えばお金が好きだからです。

たくさんもらいたいからです。

 

 

でも、

あなたの好みがハッキリしていたら、

同じ仕事でも、

好きな人からの1万円の仕事は

受けても、

嫌いな人からの10万円の仕事は

断るはずです。

 

 

もし、あなたの仕事の選び方の≪好み≫が

まだハッキリしていなければ、

「嫌いな人からの発注だけど、

今月は苦しいから受けておこうかなぁ…」

と悩むはずです。

 

 

好みがハッキリしていないからこそ、

「どうすればいいんだろう」

と思ってしまいます。

 

これがなによりも、

好みがハッキリしていないからこそ、

悩んでしまう証拠です。

 

 

わたしたちは生まれてからこれまで、

≪正誤≫や≪良し悪し≫や≪善悪≫で

判断してきたことなんて

ただの一度もありません。

 

 

自分では≪正誤≫や≪良し悪し≫を

基準にして選んできたつもりでも、

けっきょくはあなたが≪快適≫で≪幸せ≫に

なれるほうを選んできたのです。

 

 

それなのに、あたかも自分が

≪正誤≫や≪良し悪し≫という基準で、

えらんできたつもりになっているからこそ、

「自分が選んだほうは、間違っていなかった」

「正しいかったのだ」と、

自分の選択を正当化しようと

してしまうのです。

 

 

初めから≪好き嫌い≫で選んできた、

ということが自覚できていたら、

選択が正しかったことを

わざわざ照明する必要もなくなるのです。

 

 

今まで「どうすればいいんだろう…」

と考えて、即答できた経験はないはずです。

 

それこそが、その質問では答えが出ない、

というなによりの証拠です。

 

 

あなたの好みがハッキリとしているときにしか、

たとえどんな場合でも、

答えはすぐに出なかったはずです。

 

 

あらゆる場面で、

あなたの好みさえハッキリしていれば、

ゆるぎなくあなたの軸が

出来上がっていくのです。