どんなに慎重に選びたくても、
素振りをする前に
バットを選ぶ目を養うことはできません。
だから。
素振りをする前に、
バットを選ぶことに
時間を掛けてはいけません。
いくら「失敗したくないから」といっても、
キャッチボールをする前に、
≪一流のグローブを選べる自分≫
になれるはずなんてないのです。
握って、振ってみなければ
自分に合ったバットは分かりません。
ましてや、試合に出なければ、
バットの選び方や好みなんて、
分かるはずがありません。
キャッチボールをしてみなければ、
実際にボールを受けてみなければ、
ほかのグローブとどこがどう違うのか、
自分に合うのか、合わないのか、
はずっと分からないままです。
どうすればいいのか分からない、
なにから始めればいいのか分からない、
というのが、始めていない理由だとしたら、
その人は、ずっと始めることができません。
始めてみて初めて、
「なにが分からなかったのか」が
分かるのです。