幼少の時から、夜に自転車をこぐと、
昼間より速く走れているようで、
気持ちよかったのを覚えています。
今は夜、バイクで走りますが、
やはりスピード感が増しています。
バイクは速度計があるので、
客観的によくわかります。
四輪車だと左程感じませんが、
むき出しの二輪車だと、
夜、スピード感が増して感じます。
昼間、40km/hで走った道を、
夜間、同じ速度で走った場合、
夜の方がスピードが速く感じます。
体感的に1~2割増しの感じです。
体感速度は、流れる景色の速さの感じと
ほぼイコールのはず。
なぜ同じ速度なのに、昼よりも夜の方が
速く感じてしまうのか。
つまり、なぜ景色が早く流れている気がするか。
おそらく、明るい昼間は遠くまで見通せて、
その遠くのものが段々近づいてくるところが、
一部始終見えます。
遠い景色はなかなかこちらに近づくまでに
時間がかかります。
遠い景色を見ているという事は、
おのずと視線は遠い所にあります。
夜は、遠くは見通せません。
結果的に、自分の近くの景色を見ています。
すると、近い所なので、景色は早く流れて見えます。
恐らく、視線の置き所が遠い昼は、
景色の流れがゆっくりなので、
体感速度も遅く、
視線の置き所が近い夜は、
景色の流れが速いので、
体感速度も速くなるのではないかと。